トランプ政権誕生の背景に「共謀」はあったのか、ロシア諜報の闇を追い、トランプ-プーチン間の秘密のルートを明らかにしていく本があります。
本日紹介するのは、英紙「ガーディアン」海外特派員として高い評価を受ける記者、著述家のルーク・ハーディングさんが書いた、こちらの書籍です。
ルーク・ハーディング『共謀 トランプとロシアをつなぐ黒い人脈とカネ』(集英社)
この本は、次の二つのロシア疑惑の問題について、解明ルートを通して、丹念に闇に切り込んでいる書です。
◆ ロシアの介入による大統領選挙妨害の可能性
◆ 上記ロシアの選挙介入疑惑に対する一連の捜査妨害の疑い(トランプ大統領就任後)
本書は以下の13部構成から成っています。
1.プロローグ:対面
2.歴史の終わり
3.やつはちょっとバカなんだと思う
4.公開と非難
5.ハッキング
6.ミーシャ将軍
7.うさんくさい連中との付き合い
8.火曜の夜の虐殺
9.共謀
10.隷従
11.ロシアよりカネをこめて
12.あるドイツ銀行の奇妙なケース
13.エピローグ:2017年~? モスクワ-ニューヨーク-フランクフルト
この本の冒頭で著者は、トランプ大統領が選挙中から、①ロシアにハッキングを促したこと、②プーチンを称賛したこと、という二つの事実から、重要な疑惑が浮かび上がる、と指摘しています。
また、トランプとプーチンは、思想・信条が以下の点で似ているのは確かだ、と本書では述べています。
◆ 国連などの国際機関を軽視している
◆ 欧州連合を嫌っている
◆ キリスト教の影響を受けた白人民族主義者
しかし、単にそうした共通点や個人的に馬が合う、という以上のものがあるのではないか、と著者は言います。
この本では、そうした裏に隠された「共謀」などの証拠を、丹念に解き明かして、解明ルートをたどって解説しています。
具体的に詳細な記述についてはぜひ、この本を手に取ってお読みください。
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では、今日もハッピーな1日を