書評ブログ

『キンドル・アンリミテッドの衝撃』

「読み放題サービスの出現で、出版社・企業・個人の稼ぎ方が変わる!」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、合計66冊、累計200万部を突破するベストセラー作家石井貴士さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

石井貴士『キンドル・アンリミテッドの衝撃』(講談社)

 

 

この本は、2016年8月にAmazonがスタートさせた「キンドル・アンリミテッド」という、月額980円を支払えば、コミックや小説、ビジネス書といった書籍(12万冊以上)が、電子書籍(Kindle)上で、読み放題となるサービスについて、作家としてのビジネスチャンスを説明している書です。

 

 

本書の中で著者は、「読み放題サービスには誰も逆らえない」として、出版社・作家の抵抗も2021年10月には終わる、と予測しています。

 

 

 

本書は以下の9部構成から成っています。

 

 

1.キンドル・アンリミテッドで出版社・作家はこう変わる!

 

2.電子書籍の参入タイミングは今だ!

 

3.本当にキンドル・アンリミテッドは来るのか?

 

4.キンドル・アンリミテッドでお金持ちになれる時代

 

 

5.成功する5つのパターン1 電子書籍単独型

 

6.成功する5つのパターン2 電子書籍+店舗型

 

7.成功する5つのパターン3 電子書籍+物販型

 

8.成功する5つのパターン4 電子書籍+啓発型

 

9.成功する5つのパターン5 億万長者作家型

 

 

本書の前半で著者は、電子書籍市場の伸びについて、キンドルが日本に上陸した2012年10月から考えて、導入期前半を2015年9月の i Phone 6S の発売までの3年間と位置付けています。

 

 

そして、導入期後半を同じ3年間と見て、2018年10月までと予測し、今回の2016年8月からのキンドル・アンリミテッドの登場は導入後半を加速すると見ています。

 

 

そして、成長前半期2021年10月までの3年間成長後半期2024年10月までの3年間と予測しています。

 

 

したがって、電子書籍の執筆へ参入するタイミングは、2018年10月までがベストだ、と本書では提唱しています。

 

 

とくに有名作家がまだ電子書籍を始めていない今が参入のチャンスであり、できれば50冊~100冊を電子書籍で出版することを勧めています。

 

 

電子書籍の出版に関して、本書で提唱していることは主に、次の事項です。

 

 

◆ 電子書籍は1冊2万字が目安

 

◆ 1万5000字以下だと、「文字が少ない」というクレームが来る

 

◆ 紙のビジネス書は5万字が目安なので、電子書籍は4割分の分量でいい

 

◆ 2万字のリズムをつかめば、年に50冊は達成できる数字

 

◆ 電子書籍がヒットするティッピングポイントは25冊から

 

◆ 巻末に「著書一覧」を必ずつける

 

 

さらに本書では、電子書籍にプラスして、店舗サービス、物販、啓発セミナーなどを組み合わせてマネタイズするモデルを紹介しています。

 

 

最後に、著者自身も目指す「億万長者作家型」のビジネスモデルとして、「本」、「教材」、「セミナー」の黄金三角形(ゴルデントライアングル)の収入源を提唱しています。

 

 

そして、できれば紙の書籍も出版している状態を目標とし、最初のステージとして「紙の本1冊、電子書籍10冊」を目指すことを勧めています。

 

 

次のステップとして、「紙の本5冊、伝書書籍50冊」を目指しましょう、ということです。

 

 

あなたも本書を読んで、キンドル・アンリミテッドの衝撃を学び、電子書籍作家としてビジネス展開を考えてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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