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『時間最短化、成果最大化の法則』

「同じスキルでも、成果が上がる『考え方のクセ』と、上がらない『考え方のクセ』が確実に存在する」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1968年神戸生まれ、大学在学中に学生起業を経験し、卒業後は株式会社リクルートで勤務、2002年、eコマース起業「株式会社北の達人コーポレーション」設立、独自のWEBマーケティングと管理会計による経営手法東証プライム上場を成し遂げ、時価総額1000億円企業にした木下勝寿さんが書いた、こちらの書籍です。

 

木下勝寿『時間最短化、成果最大化の法則ー1日1話インストールする“できる人”の思考アルゴリズム』(ダイヤモンド社)

 

この本は、「短時間で成果を上げ続けるための黄金法則」を伝えるために書かれた書です。

 

 

本書は以下の5部構成、合計45の法則から成っています。

 

1.すぐやる人の思考アルゴリズム

2.必ず目標達成する人の思考アルゴリズム

3.ノーミス人間になる思考アルゴリズム

4.自分で考え行動する人の思考アルゴリズム

5.成功者の思考回路をコピーする

 

この本の冒頭で著者は、本書は「ゴリゴリの精神論を排し、ゆるさと強かさの微妙なバランスをチューニングして、新しい『考え方のクセ』が自動的にインストールされるようになっている」と述べています。

 

 

本書の前半では、「すぐやる人の思考アルゴリズム」について、以下のポイントを説明しています。

 

◆ ピッと思いついたら、パッとやる「ピッパの法則」

◆ 成果 = スキル × 思考アルゴリズム

◆ 緊急度より重要度を優先

◆ 成功する人は知っている「10回に1回の法則」

◆ プロ経営者がやる「お客様目線の法則」 

 

 

この本の中盤では、必ず目標達成する人の思考アルゴリズム」およびノーミス人間になる思考アルゴリズム」について解説しています。主なポイントは次の通り。

 

◆ ゴールがあるからゴールする法則

◆ 急成長を可能にする「ゼロリセット思考」

◆ 運任せにしない「達成確率100%キープの法則」

◆ 壁は乗り越えられる高さでしか現れない

 

◆ 欠落的欠点を克服する「ジョハリの窓の法則」

◆ 人のせいにしない

◆ 最強チャックシートの法則

◆ 肯定的イメージコントロールの法則

 

 

本書の後半では、自分で考え行動する人の思考アルゴリズム」および成功者の思考回路をコピーする」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ これから問われる「アイデアを形にする力」

◆ リモートの欠点を補う「社内人脈資産の法則」

◆ 1時間集中すれば必ず答えが出る法則

◆ 成功確率70%でチャレンジの法則

◆ 縁の下の力持ちである「後天的リーダーの法則」

 

◆「誰に何を伝えるか」に自分らしさを乗せる

◆ 1流を知るとダマされなくなる

◆ 夢を実現した人のそばにいる

◆「楽しいかどうか」をベースに生きる

◆ ゆとりや幸せは今すぐ手に入る

 

この本の締めくくりとして著者は、「スキルの差はあっても3倍。一方、『思考アルゴリズム』は最大50倍にもなる。」と述べています。そこで「思考アルゴリズム」をインストールする45の法則をまとめた、と著者は続けています。

 

 

あなたも本書を読んで、やる気に頼らず楽しみながら成果を上げ続ける「時間最短化、成果最大化」の法則を学び、実践してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3117日目】