「何に時間を使うべきなのか」という人生の根本的なテーマを、立ち止まって考えるためのツールにするために書かれた本があります。
本日紹介したいのは、作家兼写真家で、多くの職業経験を生かして働く女性のアドバイザーとして活躍する有川真由美さんが書いた、こちらの書籍です。
有川真由美『「時間がない」を捨てなさい-死ぬときに後悔しない8つの習慣』(きずな出版)
この本は、時間を短縮したり、時間を効率化したりするための「時間術」を書いた本ではなく、たった一度の人生に、「やりたいことを全部やってきたから後悔はない」と思うための書です。
本書は、「死ぬときに後悔しない時間の習慣」として、以下の「8つの習慣」ごとに8部構成から成っています。
1.自分の感覚を大事にする
2.目的を意識する
3.人生の哲学をもつ
4.命の期限を考える
5.動くことを大切にする
6.人とつながっていく
7.時間を積み重ねていく
8.時間の質を上げる
本書の冒頭で著者は、「時間がない」を捨てたい、人生の時間を大切に使いたいと思うなら、「無駄な時間は思い切って手放す」、「優先順位を考える」、「ほんとうに大切なことに時間をかける」という流れが必要になる、と述べています。
そして、以下のようなメッセージを発していて、心に響きます。
◆ 時間というものは、私たちに与えられた最高のギフトであり、「奇跡」でもあります
◆ 時間ほど大切なものはなく、誰にも平等に、時間は淡々と流れていきます
◆ 「何に時間をかけてきたのか」が、人生の質になり、あなた自身になっていきます
◆ 与えられた時間のことを真剣に考えると、生き方も、あなた自身も変わっていきます
◆ 人生の主役は、つねに「あなた」自身なのです
またこの本では、次のような「時間の習慣」を提言していて、参考になります。
◆ 毎日を「上機嫌で過ごす」と決める
◆ 「マイナスの感情」は、自分で解決すると決める
◆ 「ほんとうに必要?」 自分の心を軸にして予定を組む
◆ 「やりたいこと」と「やっていること」を一致させる
◆ やっていることの「目的」をはっきりさせる
◆ 習慣化していることの「目的」を見直す
◆ 自分の優先順位で、時間の使い方を決める
◆ 「時間の余裕」の前に、「心の余裕」から考える
◆ 「与えられた命の時間」を考える
◆ 心を基準に時間を選ぶ
◆ 年のはじめに「絶対したいこと」の予定を入れてしまう
◆ 「挑戦」でなく、「実験」と考える
◆ 「自分にできること」で、「自分の居場所」をつくる
◆ いまを大事にしながら、長期的な視点ももつ
◆ 価値あるものを手に入れるには「時間はかかる」と認める
◆ ちいさな「やればできる」を積み重ねる
◆ 身近な「感動」に気づく
◆ 「お金」ではなく、「時間」でつながる
◆ どんな経験も「生きる糧」と考える
◆ 「やりたいからやっている」という時間を増やしていく
あなたも本書を読んで、「死ぬときに後悔しない時間の習慣」を身につけてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を