「お金を貯める意識よりも、こだわって使う意識が重要です。なぜなら、家族の幸せにこだわってお金を使えば使うほどお金が貯まるからです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1987年岡山生まれ、家計改善成功率100%の1級ファイナンシャル・プランニング技能士で、磯山FP事務所代表の磯山裕樹さんが書いた、こちらの書籍です。
磯山裕樹『一度始めたらどんどん貯まる 夫婦貯金 年150万円の法則』(青春出版社)
この本は、世帯年収750万円の夫婦がムリせず楽しく、手取り600万円の25%、つまり年間150万円を貯めることを実現するために、お金をどう貯めて、どう使うかを紹介・説明して人生を変えるための本です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.誰でもラクに年150万円貯められる
2.家計がうまくいく夫婦の「考え方」
3.家計がうまくいく夫婦の「見直し方」
4.誰でもできて効果が大きい、おかねが貯まるお金の「使い方」
5.「貯める」を極めるための6つの大事なこと
6.「貯蓄の自動化」の仕組みを作ろう
この本の冒頭で著者は、「私自身が子育てしながら2000万円貯めた実体験と、これまで100世帯以上の家計を改善してきた指導経験をあますことなくお伝えします。効果があった再現しやすいノウハウを厳選し、誰もが実現できる形でまとめています。」と述べています。
本書の前半では、「誰でもラクに年150万円貯められる」「家計がうまくいく夫婦の考え方」および「家計がうまくいく夫婦の見直し方」について以下のポイントを説明しています。
◆ きちんと学んで夫婦で決める
◆ 家計を整えると人生が変わる
◆「好きな時に、好きな人と、好きなことができる」ことが幸せにつながる
◆ 人生の体験には賞味期限がある
◆ うまくいく夫婦は、将来を予測して、全体的に一気に見直す
◆ うまくいく夫婦は、専門家を使いこなす
◆ 夫婦は会社の共同経営者
◆「家族の幸せロードマップ」を作成する
この本の中盤では、「誰でもできて効果が大きい、おかねが貯まるお金の使い方」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 保険は、「必要な時に、必要な額を」
◆ 買い物の8つの習慣:①生産者の近くで買う、②1日おいて決断する
◆ ③まとめ買いしない、④「使用料」で考える、⑤コスパでなく、「これがいい」で買う
◆ ⑥無駄なものは買わない環境を作る、⑦「プチ贅沢」をする、⑧福利厚生制度を活用
◆「賃貸か?持ち家か?」は、尊徳ではなく、家族の幸せを基準に考える
◆ 節税のカギは控除:ふるさと納税と iDeCo を活用
◆ やってはいけない借金とやってもいい借金がある
◆「ポイ活」をストレスなく楽しく続ける
本書の後半では、「貯めるを極めるための6つの大事なこと」および「貯蓄の自動化の仕組みを作ろう」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 教育と老後のお金は同時並行で貯めない
◆ 老後のお金の土台は、「公的年金」
◆ 自分で稼ぐ「人的資産」
◆ 自分以外に稼いでもらう「投資資産」
◆ 働く時間と場所を自分で決める「環境」を作る
◆ 貯蓄の自動化7つのポイント:①感情を排除する、②口座を少なく、③安全な金庫に
◆ ④お金の価値を保つ、⑤ムダなコストをかけない、⑥より良い資産を手に入れる
◆ ⑦必要なときに使える状態にする
◆ 使うのはネット銀行と証券口座だけという「究極の貯蓄自動化」
この本の締めくくりとして著者は、「家計を考えることは人生を考えること」であり、やることは、「家族の幸せを夫婦で話して、家族の幸せにお金を集中し、貯蓄を自動化する」ことだけです、と述べています。
あなたも本書を読んで、「家計が変わると人生が変わる」ことを学び、幸せな人生を実践していきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3615日目】