「ほめる力。それが出来たら何の意味があるんですか?と思う人もいるかもしれない。」「ある。大いに意味はある。それは何か。」と問いかけ、「圧倒的に人とコミュニケーションがうまく取りやすくなり、『あなたじゃないとダメ!』と、選ばれる人になること。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、約10年、化粧品メーカーで美容部員を経て、研修インストラクターを務め、計1500回以上の美容・販売研修と、約1万人に肌、メイク、健康の悩み個別のカウンセリングとアドバイスを行ってきたビューティ自己表現カウンセラーの環まといさんが書いた、こちらの書籍です。
環まとい『ちょっと変なほめ方』(Kindle出版)
この本は、ほめてみたいけど、どうしていいか分からないという人に具体例も盛り込んで
ほめる力について書いた一冊です。
本書は以下の3部構成から成っています。
1.ほめるの勘違い
2.ちょっと変なほめ方・具体例
3.覚悟をもって生きる
この本の冒頭で著者は、「私の人生は、ほめる力で激変して好転したと言っても過言ではない。」と述べています。
本書の前半では、「ほめるの勘違い」について、以下のポイントを説明しています。
◆ ほめて好かれる人と嫌われる人の違いは、順番
◆ 決定的な違いは「相手への興味」
◆ 目の前にいるその人を瞬間的に好きになる
◆ ほめて好かれる人は。目の前にいる人を無条件に好きになる
◆ ほめて嫌われる人は、とりあえず何かほめればいいと思っている
◆ NGなほめ方は、相手でなく物をほめている
◆ OKなほけ方は、物、人、その人の考え方・選択・過程をほめる
◆ 相手の名前を入れる
◆ 自分がどんな気持ちになったのかを明確に伝える
◆ 悪口とほめるは紙一重
この本の中盤では、「ちょっと変なほめ方・具体例」について紹介・解説しています。主なポイントは次の通り。
◆ ほめる具体例:顔・髪、からだ、声・話し方、表情・仕草・所作
◆ ほめる具体例:仕事への姿勢、趣味への熱量、恋人(家族)への熱量
◆ ほめる具体例:考え方、人への対応、上司・部下への対応
◆ ほめる具体例:喜び方
本書の後半では、「覚悟をもって生きる」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ まずは言ってみる
◆ ほめる覚悟:相手を無条件に好きになる
◆ 興味が湧いて、素敵だなと思うところを素直に伝える
◆ ほめる力は人生を変えてくれる
この本の締めくくりとして著者は、「人生には転換期は何度かあると思います。」と述べています。」「そのうちの一つが、私にとって ”ほめる力”を身につけられたことです。」と述べています。
あなたも本書を読んで、「ほめる力」を身につけ、人間関係を好転させて、人生を変えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3103日目】