「ダンドリの悪い人は先天的に『鈍くさい』『要領が悪い』といったレッテルを貼られがちですが、訓練し、日々意識して行動に移すことで、成果が上がるものなのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、大学時代にベンチャー企業の創業、運営に参画、卒業後は大手通信会社にてモバイル系ソリューションやCRM戦略策定、新規事業開発を担当、その後、教育人材コンサルティング会社の代表取締役を歴任して独立、年間200日を超える企業・団体での研修・講演のほか、メディア出演、執筆活動を行っている吉山勇樹さんが書いた、こちらの書籍です。
吉山勇樹『残業ゼロ!仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術』(明日香出版社)
この本は、ダンドリ力を現場で身につけるために、著者の実例を交えつつ、多数のイラストや写真を組み込んで説明している書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.時間をうまくコントロールする技術
2.劇的!スピードアップの技術
3.プロジェクトをうまく動かす技術
4.モチベーションをマネジメントする技術
5.考える力をアップする技術
6.ツールをうまく活用する技術
この本の冒頭で著者は、「身近な所で活用できそうなシーンを愚弟的に思い浮かべながら読み進めていただけると幸いです。」と述べています。
本書の前半では、「時間をうまくコントロールする技術」および「劇的!スピードアップの技術」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ 仕事の邪魔を徹底排除!
◆ 先に全体をイメージする
◆ すべての仕事にデッドラインを設定する
◆ ダンドリ上手は巻き込み上手
◆ 集中する時間と仕事
◆ 緊急ではないけれど重要な仕事をコツコツやる
◆ すぐにできる仕事をサバく
◆ 仕事は小刻みに進める
この本の中盤では、「プロジェクトをうまく動かす技術」および「モチベーションをマネジメントする技術」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 明日やるべきことリストを前日に作成
◆ ゴールまでの道のりをステップで考える
◆ 仕事はGPDCAサイクル、Goal(ゴール設定)が重要
◆ 事前の根回しがダンドリの肝
◆ 集中できないなら残業しないで帰る
◆ 日常の小さな楽しみを支えに
◆ 自分の営業時間を設定する
◆ 自分なりの「脱力タイム」を設定する
本書の後半では、「考える力をアップする技術」および「ツールをうまく活用する技術」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ アイデアを書き出す
◆ 逆算の発想でイメージを膨らませる
◆ インプットしたらアウトプットする
◆ 仕事はモレなく、ダブリなく
◆ 自分の弱みは強みで補填する
◆ スキマ時間は見える化して発見する
◆ ネットの活用でいつでもどこでもオフィス環境を作る
◆ 計画的にダラダラする
◆ 付箋に考えやアイデアを書き、それを分類・整理する
あなたも本書を読んで、デキル人が実践している77 TIPS から成る「ダンドリ仕事術」を学び、活用してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3302目】