「仕事に追われる人生から、追いかける人生へ!」と呼びかける書があります。「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法を説いている本です。
本日紹介したいのは、税理士で木村税務会計事務所代表の木村聡子さんが書いた、こちらの新刊書です。
木村聡子『あなたの1日は27時間になる。』(ダイヤモンド社)
この本は、次のような悩みを解決するために書かれました。
◆ 残業が習慣化してしまっている
◆ 深夜帰宅で朝起きるのがつらい
◆ なぜかいつも疲れている
◆ がんばっているのに、どんどん仕事が溜まる
◆ 仕事が忙しくて、デスクまわりがグチャグチャ
そうした悩みを解決する方法が、「自分だけの3時間」を作る4週間プログラムであり、時間があなたに自由と選択肢を与えてくれる、と著者は言います。
本書は4週間のプログラムに沿って、以下の4部構成から成っています。
1.1日のリズムを整える
2.仕事の渋滞をなくす
3.仕事環境を効率的にする
4.仕事をスピードアップさせる
本書には、著者の木村税理士が試行錯誤の末に編み出した「仕事を短時間で終わらせる4つのポイント」が凝縮して書かれています。
具体的には上記の4部構成に沿ったものですが、分かりやすくひと言で説明すると次のようになります。
1.1日の「過ごし方」を見直し、「残業してでもいい仕事をしよう」というマインドを捨てる
2.「仕事の段取り」を徹底し、仕事を溜めず、「効率的に流す方法」を考える
3.「仕事環境」を効率的にして、「物を探す時間」をセロにする
4.「仕事のスピード」をアップさせ、1秒でも早く手を動かす工夫をする
これらを実現するために、著者は「ムリなく」「習慣化できる」に焦点を当てた「4週間プログラム」を開発しました。
「10分でもいいから早く出社する」といった本当に簡単なことから最初は始めることだ、と木村さんは言います。
最も恐ろしいのは、残業や長時間労働の「習慣化」であり、それを当然のこととする「考え方」です。そして「やってもやっても仕事が終わらない、常に仕事に追われている」という状態の最大の原因である「仕事の渋滞」を解消しましょう。
最後に著者の木村さんが辿り着いた現在の1日のスケジュールを紹介しておきます。
◆ 4時 起床(身支度、家事など)
◆ 6時 仕事の環境整備(掃除・行動予定の確認・メールチェックなど)
◆ 7時 仕事(本業)スタート!⇒ クリエイティブで難しい仕事を優先的に行う
(集中力を持続させるために、「25分仕事⇒5分休憩」のリズムを守る)
◆ 15時 仕事(本業)はここまで!
◆ 15時~18時 自分のための3時間(スキルアップの勉強、自己投資、趣味・休息など)
◆ 18時30分 夕食
◆ 20時30分 入浴
◆ 22時 就寝
まさに理想的なタイムテーブルで、「自分だけの3時間」を確保しているので、まるで1日が27時間になった感覚です。
あなたも本書を読んで、「あなたの1日を27時間にする」ことに挑戦してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を