書評ブログ

『35歳の教科書』で戦略的人生計画を!

「人生を支配するルールが変わった。ルールが変わったら、戦い方も変えないといけない。」と提唱する書があります。

 

 

本日紹介するのは、私のメンターのひとりでもある1955年生まれでリクルート出身で、初の民間人・公立中学校校長を務めた藤原和博さんが書いた、こちらの書です。

 

 

藤原和博『35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画』(幻冬舎文庫)

 

 

この本は、「成長社会」から「成熟社会」へと、人生を支配する「ルール」が変わったことに対応して、働き方や生き方をどのように変えていかねばならないかを説いた書です。

 

 

「成熟社会」の特徴は、単に少子高齢化によって人口が減るということではなく、「多様で、複雑で、変化が激しい」世の中になった、ということです。

 

 

つまり、「みんな一緒」から「それぞれ一人一人」の社会になっていくということでもあります。これまでの「正解主義」から「修正主義」にシフトしていかねばなりませんし、「情報処理力」だけではなく、「情報編集力」が求められる時代になったということです。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.なぜ人生に戦略が必要なのか

 

2.戦略的ライフプランニングのすすめ

 

3.戦略作成の基礎は、クリティカル・シンキング

 

4.自分だけのキャリアが身を助ける

 

5.つなげる力で仲間を増やす

 

 

著者の藤原さんは本書の冒頭で、「組織の囚人」になるのか、「人生の主人公」になるのか、と問いかけます。

 

 

本書では、10代の終わりまでにまず、「集中力」と「バランス力」を身につけることが大切、と述べています。そして最も大事なのは、「自分の技術とは何なのか」をしっかり掴むことです。

 

 

会社以外に打ち込めることを見つけることも大切です。さらにユニークなキャリアを作るうえでは、実現が難しそうなテーマに敢えて戦略的に挑戦することが大切です。

 

 

また新しい大人の条件として、著者は次の3つを挙げています。

 

 

1.演じる自分

 

2.公共的なリテラシー

 

3.クリティカル・シンキング

 

 

 

そして最後に、「自分だけのキャリア」が身を助ける、と本書では説いています。そうした中で、仕事内容や自分自身をリストラすることも提唱しています。

 

 

そのために以下の3つをアドバイスしています。

 

 

1.「嫌われたくない」「好かれなければ」という気持ちを捨てる

 

2.実際に結婚式や葬式を断る、飲み会や付き合いのゴルフもやめてしまう

 

3.自分が今までやってきたことをいったん、10分の1まで減らしてみる

 

 

あなたも本書を読んで、戦略的な人生計画を立ててみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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