「定年後の人生を考えても、50代からなら、新しいチャレンジを始める時間がたっぷりあります。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、保坂サイコオンコロジー・クリニック院長、聖路加国際病院診療教育アドバイザーで、精神科医の保坂隆さんが書いた、こちらの新刊新書です。
保坂隆『50歳からの人生術 お金・時間・健康』(中公新書ラクレ)
この本は、心豊かな老後を送るために、50代に入ってすぐに、今後の自分が歩むコースを考えるための書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.これからのコースを頭に描く
2.お金と時間を考える
3.スマートな人生後期を目指す
4.豊かさは自分が決める
5.毎日の健康を考える
この本の冒頭で著者は、これまでの人生に不満があるなら、人生後半で挽回してほしい、と述べています。50歳からの人生について、「第2の人生のスタート」と言った人がいます。
そしてまず手始めに、これまでの人生を振り返ってみて、「残りの人生をどう生きるか」について考えてみることを著者は提案しています。
具体的な行動、活動として、本書では以下のようなことを勧めています。
◆ プライドを捨てて新しいことを始めてしまう
◆ 知的貯金のタイミングは50歳から
◆ 老後に必要なお金を見える化しておく
◆ 食事は量より質を重視
◆ ジムより安上がりのラジオ体操
◆ 自転車を活用する
◆ 台所を「男の城」に
◆ パソコンをしっかり使う(手を動かす)
◆ ネットを活用(ネットバンキング・買い物・情報収集)
◆ Facebook やブログで情報発信
◆ ワンメーターの友人を見つける
本書の後半では、「豊かさ」や「健康」について、著者の保坂さんの考え方が以下の通り紹介されています。
◆ シニアの罠に気をつける
◆ 買い物は「ほしい」ではなく「必要性」で
◆ 子どもや孫を甘やかさない
◆ 先人たちの名言に学ぶ
◆ 聖域があれば心が潤う
◆ 睡眠こそ力、入眠をコントロールする
◆ シニア向け深夜放送を眠れぬ夜のパートナーに
◆ 笑顔をキープして病気知らず
◆ 肉はとても大事
◆ 水分補給は若さの秘訣
あなたも本書を読んで、お金・時間・健康など「50歳からの人生術」を考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を