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『Q&A 3つのNISA徹底活用術』

「資産形成を応援する制度とはいえ、わかりにくいところもあるNISA制度、せっかくなら、疑問点を解消し、有効に活用したいものです。」と述べて、NISA制度についてわかりやすく解説している本があります。

 

 

本日紹介するのは、出版社や新聞社勤務などを経て独立、現在はLIFE MAP 合同会社 代表、ファイナンシャル・ジャーナリスト竹川美奈子さんが書いた、こちらの書籍です。

 

竹川美奈子『こんなときどうする? どうなる? Q&A 3つのNISA徹底活用術』(日本経済新聞出版)

 

 

この本は、3つのNISA制度の基本と改正点を解説し、Q&A方式で基本、活用、出口に関する疑問に答えてくれる書です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

1.つみたてNISAはどう変わるか

2.一般NISAから新NISAへ

3.ジュニアNISAはどうなる? どうする?

 

4.【制度編】3つのNISA キホンを知る

5.【活用編】3つのNISAをどう使う?

6.【出口編】期限が来たらどうするか?

 

 

この本の冒頭で著者は、つみたてNISA、一般NISA、ジュニアNISAという3つのNISAの違いについて整理・解説しています。

 

 

本書の前半では、「つみたてNISAはどう変わるか」、「一般NISAから新NISAへ」およびジュニアNISAはどうなる? どうする?」について、以下のポイントを分かりやすく解説しています。

 

◆ 年間40万円、20年間の投資で得た利益が非課税になる「つみたてNISA」

◆ つみたてNISAは20年を超えて保有することもできる

◆ つみたてNISA制度改正で2042年まで新規投資が可能に

◆ つみたてNISA対象商品は199本で、内175本がインデックスファンド

 

◆ 年間120万円、5年の穂課税期間がある一般NISA

◆ 2023年の一般NISA投資期限後、2024年~2028年は新NISAに

◆ 新NISAは、つみたてNISA対象商品20万円の枠をまず活用

◆ 上記枠の一部を活用すれば一般NISA枠の年102万円が活用できる

 

◆ 新NISAの非課税期間5年が終了した後は、つみたてNISAにロールオーバー

◆ 一般NISAから新NISAへロールオーバーは可能

◆ 上記のロールオーバーは投資金額によりケースが分かれる

◆ これから投資を始める人はシンプルで非課税期間が20年あるつみたてNISAで

 

 

この本の中盤では、「3つのNISA キホンを知る」をテーマに、Q&A方式で説明しています。主なポイントは次の通り。

 

◆ 購入済の投資信託をNISA口座に入れることは不可

◆ NISA口座の年間非課税枠は1月~12月で計算

◆ NISAは1人1口座、金融機関の変更は可能

◆ つみたてNISAの年40万円は12で割り切れず、使い切るにはボーナス併用で

 

◆ つみたてNISAで積み立て額の変更は可能

◆ つみたてNISAで積み立て商品の変更は可能

◆ 一般NISAは自動的に新NISAへ移行

◆ 新NISAの1階部分(20万円)は一部利用で2階部分(102万円)の利用可

◆ 新NISAの1階部分を使用せずに2階部分を利用するのも条件付きで可能

 

 

本書の後半では、「3つのNISAをどう使う?」および期限が来たらどうするか?」について、Q&A方式にて解説しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ 資産形成の土台作りとして非課税口座を活用するなら「つみててNISA」

◆ ついみたてNISAは制度がシンプルで非課税期間が20年ある、ロールオーバーが不要

◆ アセットアロケーションとは、お金の「置き場所」を考えること

◆ つみててNISAで運用期間を長くとれる人は株式を中心に

 

つみててNISAの商品選択では、信託報酬と純資産総額の規模と増減に注目

◆ 最高の投資タイミングは誰にもわからない

◆ 積立投資は下がったときにたくさん買える

◆ 運用管理費用(信託報酬)の低い商品が出たら新規に積み立て

 

◆ 既存の投資商品の組み換えはできないのでそのまま保有し積み立て中止は可能

◆ 積立投資では時間を味方につける、市場に居続けることが大切

◆ 退職後の生活設計を考えることも重要

◆ ジュニアNISA廃止後は、未成年が非課税で投資できる口座はない

 

◆ 老後資金としてのつみたてNISA出口戦略は、60歳以降に受け取るお金の整理から

◆ NISA口座での売却は、原則として先入先出方式

◆ つみたてNISAでの換金は、①お金を使うとき、②リバランスするとき

◆ つみたてNISAの非課税期間20年が終わる頃の相場は誰にもわからない

 

 

この本の締めくくりとして著者は、「コロナ禍により自宅で過ごす時間が増えたことで、NISAへの関心が高まっている」と述べています。

 

 

そして「お金は幸せに暮らすための手段です。」と述べています。

 

 

この本一冊読めば、3つのNISAについてはほぼ理解できて疑問がなくなる素晴らしい本です。

 

 

あなたも本書を読んで、資産形成ができて、豊かで充実した人生につながるというようなNISAの活用を実践してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2687日目】