ドキュメンタリー『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』の第11回は、名刺&チラシ作成です。実は、私が最も苦手とする分野がデザイン関係で、名刺やチラシを作るのが進みませんでした。
会社員を続けながら起業に向けての準備を進める仲間たちが、次々に名刺やチラシを作成して、試行錯誤で新バージョンにアップしていくプロセスを進めていきます。
地域密着で、新しい老舗を創るコンサルティングを目指す友人は、とくに作業のフットワークが軽くて、体型は軽そうではないのに、次々と新バージョン名刺やチラシを作成しては見せられました。
私は例によって、どうしても本から入ります。そこで、様々と読む中で感銘を受けたのが、この本です。
中山マコト『仕事は名刺と書類にさせなさい 「目立つが勝ち」のバカ売れ営業術』(講談社+α文庫)
起業した、その月から7ケタの売上を上げた中山さんの名刺やチラシの工夫はとても参考になります。プロフィールはとくに大切で、個人ブランディングの中核をなす部分です。
次に、中山さんの上記の本を持参して、「ビジネススキルのレンタル」で起業しようと考えている友人に、テストマーケティングの一環として、「名刺とチラシの制作」を依頼できることになりました。
今月中旬にモスバーガーにて打ち合わせを行った時の写真がこちらです。
今回が2回目の打ち合わせで、最初に「事業のコンセプト」についてインタビューを受けて、自分でも気づいていなかった「クライアントに提供する価値」を明確にしてもらうことができました。
とくに、私が何故、ビジネス書の「多読」に、ここまで夢中になって、好きで本を読んでしまうのか。インタビューで明らかになったのは、私自身がつねに読書によって、著者の人生や生き方を、凝縮した形で学び、自分の人生に活かしてきたからでした。
私は「キャリア相談」というビジネスの入り口になる「フロントエンド商品」で、一人ひとりに合った『メンター原書』を紹介するという「独自サービス」を考えています。
それはまさに、自分自身が数多くの「ビジネス書」を『メンター原書』としてきた体験から来るものでした。そこのところをチラシでは表現して行こう、ということになったのです。
こちらが、修正を加えたチラシの写真になります。
また、名刺については現在、作成依頼後に修正中です。私が自分で最初に作成した名刺の写真はこちらです。とくに表面のデザインを大きく変更してもらう予定で、デザイン性が大幅にアップします。
また、新しい名刺の表面や、今後のチラシには、起業を目指す「似顔絵の専門家」に、写真の代わりとして絵を描いてもらう相談をしています。
名刺の活用は、スモールビジネスを起業する人にとっては重要で、いかに自分のビジネスを語るきっかけとできるかがポイントになります。
名刺の活用については、最近読んだこの本が大いに参考になりました。
笹原隆生ほか『なぜ、名刺交換をしても仕事につながらないのか?』(同友館)
この本は、起業してからどのように集客や顧客の獲得をしていけばよいかを学ぶ上で、非常に参考になりました。名刺やチラシに工夫をして、つねに情報発信や個人ブランディングをしていくことが重要です。
名刺&チラシ作成については、いろいろとサポートしてくれる仲間のお蔭で、ようやく進み始めました。完成版が出来あがったら、続編をレポートいたします。
2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと156日です。皆さまの温かい励ましや応援をぜひ、よろしくお願いいたします。