書評ブログ

「今を生きる」という生き方

皆さんは「波動」や「カルマ」といったことを聞いたり考えたりしたことはあるでしょうか?世の中には神や宇宙、あるいは地球といった私たちが身近には意識できない絶対的な存在からのメッセージを敏感に感じることができる人がいる、と言います。

 

はせくら みゆきさんもそのひとりで、「2013年7月26日から地球意識体が周波数領域のギアを入れ替えた」と述べています。そのギアのシフトチェンジが起こった直後の2013年8月に書かれたのが本日紹介するこちらの本です。

 

はせくら みゆき『カルマからの卒業』(ヒカルランド)

 

はせくら みゆき さんは、画家であり、作家であり、アートセラピストだ。本書は、はせくらさんが受け取ったメッセージをなるべく分かりやすく伝えようとして書かれたものです。正直なところ私にも全てが理解できたわけではありません。

 

ただ私の胸に響いたいくつかの言葉や考え方について、以下に整理して書いていこうと思います。とくに「今を生きる」という生き方が現在の私には大きな力になるし、そこにスピリチュアルな力を感じたからです。では本書からの主なメッセージを紹介しましょう。

 

1.過去というのは、思い出したときにしか現れません
2.未来というのも、イメージしたときにしか現れません
3.あなたの意識が変わり新しい視点を獲得することで、未来生や過去生が変わります
4.過去とは「感情の記録」のことです、したがって書き換えられます
5.宇宙は愛で成り立ち、すべては調和の方向に向かっています

 

6.私たちの本質はスピリットです、つまり「意識」です
7.「エゴ(=自我)」とは意識の三層構造の中の表層にある顕在意識のことです
8.「私」とは肉体でも感情でも思考でもなく起こる出来事でもありません
9.「私」とはそれを見ている「意識」です、これが「いのち」の正体です
10.悩んだり苦しんだりするのは表面の自己である顕在意識(エゴセルフ)だけです

 

11.エゴ(顕在意識)が自分のすべてではないと知ることが大切です
12.悩みというのは勘違いであり錯覚です
13.あなたの「波動」を上げる方法は「今を生きる」ということです
14.「今」というのが時空で一番エネルギーの高い神が住まう場所です
15.悩み・不安・恐れやストレスは過去や未来に属するからです

 

本書の最後で、はせくらさんは「2013年7月26日に地球意識体が新たな周波数領域に入った」と言っています。それは宇宙のリズムである天意ということです。

 

これからは拡大された自己、つまり「あなたはもうひとりの私、私はもうひとりのあなた」と思いながら自分と他人・自然・出来事と向かい合った方がよりスムーズにことが流れやすくなります。

 

そうすることでますます宇宙のリズムである天意と共振し、ヌースフィアがあなたのいるパラレルリアリティに現れやすくなる、ということです。これがアースセンディングで、私たちが「アセンション」と呼んでいる周波数帯の地球の姿です。

 

おそらく皆さんも最後の部分はよくわからなかったと思います。私も感覚でしか分かっていません。でも「楽しい考え方」で生きていきたいと思います。

 

では、今日もハッピーな1日を!