書評ブログ

『読書で自分を高める』とは?

「一冊の本と出会うとき、最高の人生がひらけていく」と説き、自分を磨く知的生活のためのちょっとした読書のコツを書いた本があります。

 

 

本日紹介したいのは、100冊以上の著書を出版し、累計発行部数が680万部に達した本田健さんが書いた、こちらの書き下ろし新刊文庫です。

 

 

本田健『読書で自分を高める』(だいわ文庫)

 

 

この本は、大ベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』の著者・本田健さんが、自らの体験に即し、知的好奇心を広げ読書を楽しむ方法を初公開した書き下ろしの文庫本です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.本と戯れる時間が、自分を高めてくれる

 

2.本を読むとはどういうことか

 

3.何に向かって本を読むのか

 

4.どうすれば読書はおもしろくなるか

 

5.人生は、本を読んでどう動くかで決まる

 

6.あなたの生き方を変える名著案内

 

 

この本は、どのように本と接し人生をいかに生きるか読書とともにある人生の喜びを、本田さんが率直に語った書です。

 

 

 

本書に中で著者は次のような「読書がもたらす大切なこと」を私たちに教えてくれています。

 

 

◆ 思索する時間が、自分を鍛えてくれる

 

◆ ピンチを乗り越える知恵と勇気をもらう

 

◆ 知識よりもはるかに優れた力を身につける

 

◆ 本を読む人ほど、成功しやすい理由

 

◆ 人生計画を立てるための読書体験

 

 

「読書には、挙げればキリがないほどたくさんの効用がありますが、一番は、“ 人間的な成長に役立つ ” ということではないかと私は考えます。」と、著者は言います。

 

 

本を読むことで、自分と向き合い、人生の方向性を考え、時には軌道修正をする、ということが可能になる、ということです。この自分と向き合うということを、試行錯誤しながら進めていくことが、私は人生の醍醐味だと、本田さんは考えています。私もまったく同感です。

 

 

また本というのは、自分と同じ職業で成功している先人が、いろんな知恵や経験を分かち合ってくれるものでもあります。

 

 

ふだん日常生活の雑事に忙殺されがちな中、より高いところから自分の人生を俯瞰できる人はなかなかいませんが、読書によって、客観的に今の自分の立ち位置が分かってきます。

 

 

このままの生き方でいいのか、あるいはもっと他の生き方があるのか。また家族との関わり方、パートナーや子どもを持つ・持たないといったことも、読書を通してじっくりと考えることができます。

 

 

本を読むことは、よりすばらしい人生へのドアなのです、と著者の本田さんは述べています。

 

 

本田さんは本書の後半で、「読んだ本の整理をどうするか」という私と同じ悩みについても語り、「私の書斎ライフ」として、蔵書の保管法や活用法にも言及していて参考になります。

 

 

本書の巻末には、「あなたの生き方を変える名著案内」と題して、本田健さんが自らの人生に大きな影響を与えた名著の一覧が掲載されています。これを知るだけでも本書には大きな価値があると私は思います。

 

 

最後に、掲載されている書籍リストから、私も感銘を受けた数冊を、以下に紹介しておきます。

 

 

あなたも本書を参考にしながら、「読書」によって人生を変えていきませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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