「投資で勝つ人と負ける人の違いは、“能力”ではなく “居続ける力” である」― 本書は、そのシンプルで本質的な真実を教えてくれます。
本日紹介するのは、1985年に三菱UFJ信託銀行に入社後、約30年にわたり資産運用の現場に携わり、「eMAXIS Slim」シリーズ、とくに全世界株式(オール・カントリー)通称「オルカン」の開発に関わった第一人者、代田秀雄さんが書いた、こちらの書籍です。
代田秀雄『オルカン思考:世界経済を味方につける「長期投資」の教科書』(Gakken)
本書は、世界経済の成長を取り込みながら、長期的に資産形成を行うための「思考法」と「実践」を体系的に解説した一冊です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.1億円貯まる「長期投資」の力――世界経済を味方につける
2.私はなぜオルカンを作ったのか?――eMAXIS Slimシリーズが生まれるまで
3.長く持つ力――オルカンに学ぶ資産形成の哲学
4.投資は増やしながら使いなさい――投資で得たお金の出口戦略
5.人生を味わうための投資――私がオルカンでやりたかったこと
6.オルカン思考を身につけるための投資Q&A
本書の前半では、「長期投資」の本質が語られます。短期の値動きに振り回されず、世界経済全体の成長を取り込む発想が重要であると説かれます。主なポイントは以下の通りです。
◆ 投資で最も重要なのは「市場に居続けること」
◆ 世界経済の成長を味方につける視点
◆ 短期売買のリスクと限界
◆ インデックス投資の合理性
◆ 資産形成は時間を味方につけるゲーム
この本の中盤では、「オルカン」が生まれた背景と、その思想が詳しく解説されます。商品そのものではなく、その裏にある哲学が本質です。主なポイントは次の通り。
◆ 分散投資の徹底によるリスク管理
◆ パッシブ運用の強み
◆ シンプルな投資戦略の重要性
◆ 投資の「仕組み化」による継続力
◆ 長期保有による複利効果の最大化
本書の後半では、資産形成の出口戦略や人生との向き合い方まで踏み込んで語られます。投資は人生そのものと密接に関係しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 投資は「増やす」だけでなく「使う」ことが重要
◆ 人生の時間軸と資産運用の関係
◆ 投資と幸福のバランス
◆ 無理のない継続が成功の鍵
◆ 投資を通じて人生の主導権を取り戻す
投資とは、お金を増やすためだけの手段ではありません。世界とつながり、自分の人生を主体的に生きるための「思考法」です。本書は、その本質をわかりやすく教えてくれます。
これから資産形成を始めたい方、長期投資の考え方を深めたい方におすすめの一冊です。
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では、今日もハッピーな1日を!【4092日目】