「もう昔みたいに頑張れない」――そう感じたことはありませんか。それは衰えではなく、むしろ長年、誠実に走り続けてきた証かもしれません。著者は、その違和感の正体を丁寧に解きほぐし、これからの働き方を再定義します。

本日紹介するのは、大学卒業後、JALコールセンターで顧客対応を経験、社会保険労務士試験合格を機に人事分野へ転身し、人事給与システムや人事業務アウトソーシング企業で20年以上にわたり企業の課題解決に従事、キャリアコンサルタント資格を取得し独立、現在はキャリアコンサルタント、コーチ、研修講師として活動するインテグリティ合同会社代表杉本輝美さんが書いた、こちらの書籍です。

杉本輝美『「もう昔みたいに頑張れない」と思ったら読む、50代からの“会社でのこれから”を考える本』(Kindle出版)

本書は、50代というキャリアの転換期において、「会社に残る」という選択をしながらも、自分らしく働き続けるための思考と実践を示した一冊です。

本書は以下の7部構成から成っています。

1.変わったのは、あなたではなく「正解」だった

2.「4つの心の地図」から見つける対処法

3.半径5メートルの「境界線」を見直す

4.これまでの経歴を一生モノの「資産」へ

5.評価ゲームから人生を「選び直す」

6.大人の役割:世代性というギフト

7.一歩ずつ、見晴らしの良い景色へ

 

本書の前半では、「頑張れなくなった」と感じる理由が解き明かされます。それは個人の問題ではなく、時代の「正解」が変わったことに起因すると著者は指摘します。主なポイントは以下の通りです。

◆ 正解が変わった時代の違和感

◆ 自分を責めない視点

◆ 疲れの正体を見極める

◆ 心のバグを修正する

◆ 変化に適応するための思考

 

この本の中盤では、職場での人間関係やキャリアの再構築について具体的に語られます。特に「境界線」と「資産」という考え方が重要な鍵になります。主なポイントは次の通り。

◆ 半径5メートルの人間関係の見直し

◆ 若い世代との摩擦の理解

◆ 職務経歴を資産として捉える

◆ 成功体験の再現

◆ 自分の立ち位置の再定義

 

本書の後半では、「評価に縛られない生き方」と「次の役割」が提示されます。50代以降のキャリアは、競争ではなく「価値の継承」にあると著者は説きます。主なポイントは以下の通りです。

◆ 他者評価からの脱却

◆ 自分の人生を選び直す

◆ 世代性という役割の理解

◆ 与える側へのシフト

◆ 自分らしい未来の設計

 

50代は「終わり」ではなく、「再定義」のタイミングです。本書は、これまでの努力を肯定しながら、これからの働き方に新たな視点を与えてくれます。

会社に残りながらも、自分らしく働き続けたい方におすすめの一冊です。

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では、今日もハッピーな1日を!【4057日目】