「お金を使わず時間を使って楽しんだ江戸・明治時代の人たちの暮らし方や、豊かな自然のなかでのシンプルな生き方は、きっとあなたの生活のヒントになるはずです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1959年生まれ、大学卒業後エンジニアリング会社で研究部門や設計部門に勤務、55歳のとき、成長よりも安定を選んだ江戸時代の生き方・楽しみ方に興味をもち調査を開始、定年退職後は調査に多くの時間を割いている、昔の楽しみ研究家のふくしまゆきおさんが書いた、こちらの書籍です。
ふくしまゆきお『定年後を豊かにするシンプルライフ』(ごきげんビジネス出版)
この本は、不便でモノやサービスもなかった江戸・明治時代の庶民の生き方・楽しみ方を学ぶと、お金が十分でなくても日々を十分に楽しめることを示した書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.どうする定年後、あなたは何してる?
2.江戸・明治時代の暮らし方
3.自然のなかで働く楽しみ
4.集まる楽しみ
5.旅の楽しみ
6.趣味の楽しみ
7.人生を楽しむために必要なこと、大切なこと
この本の冒頭で著者は、「この本に興味を持っていただいたあなたが、江戸・明治時代の人たちの暮らし方・楽しみ方を知り、お金に頼らずに日々を楽しみながら過ごせる方法を見つけ出せることを願っています。」と述べています。
本書の前半では、「どうする定年後、あなたは何してる?」および「江戸・明治時代の暮らし方」について以下のポイントを紹介しています。
◆ 還暦になった人の夢の第1位は「旅行」
◆ 定年退職後は、会社に代わるアイデンティティが必要
◆ 定年後の自由時間は、総労働時間に匹敵する長さ
◆ 定年後の過ごし方:テレビ・ラジオ、新聞・雑誌、仲間との集まり・交際、食事・飲食
◆ 江戸・明治時代の身近なモノを利用した質素な生活とメリハリ
この本の中盤では、「自然のなかで働く楽しみ」および「集まる楽しみ」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 自然の中で働くことが日々の楽しみの中核
◆ 家族や仲間、動物とともに働く、しゃべりながら働く
◆ 地方に移住して、第1次産業・第2次産業で稼ぐ
◆ 集まって、食べ、飲み、歌う
本書の後半では、「旅の楽しみ」「趣味の楽しみ」および「人生を楽しむために必要なこと、大切なこと」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆
この本の締めくくりとして著者は、「」と述べています。
あなたも本書を読んで、みませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3623日目】