「本当に好きなこと、やりたいことが見つかったなら、そこに向かってひたむきに努力してこそ人は成長できるし、成功に近づくことができるのも確かです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1956年広島県生まれ、慶應義塾大学卒、業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立、トヨタ式の実践現場などを幅広く取材、現在は成功した起業家、投資家、経営者などの研究をライフワークとしている経済・経営ジャーナリストの桑原晃弥さんが書いた、こちらの書籍です。
桑原晃弥『限界を打ち破る大谷翔平の名言』(ぱる出版)
この本は、野球を始めた子ども時代から今日まで、折に触れて大谷が口にした言葉の中から「努力の尊さ」などを教えてくれる名言を選んで紹介している書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.挑戦の背中を押す言葉
2.大きな目標の掲げ方
3.絶えざる成長を追い求める
4.挫折の乗り越え方
5.応援されるに相応しい人になれ
この本の冒頭で著者は、「大谷の素晴らしいプレーに魅せられたなら、そんな大谷をつくった素晴らしい言葉にも是非触れてみてください。」と述べています。
本書の前半では、「挑戦の背中を押す言葉」について以下のポイントを説明しています。
◆「何が正解だったのか、何が失敗だったのかは、死ぬ間際にならないとわからない」
◆「やってみてダメだと実感したら、それはそれでいい」
◆「僕からは一つだけ、憧れるのはやめましょう」
◆「期待されることと計算されることは違う」
この本の中盤では、「大きな目標の掲げ方」および「絶えざる成長を追い求める」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆「一つの経験は、自分の中に積み重なっていくものだ」
◆「考えないで決める直感と、本当に考え抜いて決める直感とは以て非なるものだ」
◆「期待は応えるものじゃなくて、超えるもの」
◆「完璧な1試合の延長線上に、完璧な1年がある」
◆「僕の才能が何かと考えた時、それは伸びしろなのかなと思いました」
◆「可能な限り、長時間寝ます。できることはどれだけなので。」
◆「時間はあるだけあったほうが、野球はうまくなります」
◆「できないことがあって、それをクリアすればするほど、次の足りない技術ばかりが見えてくる」
本書の後半では、「挫折の乗り越え方」および「応援されるに相応しい人になれ」ついて説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆「メンタルを言い訳にしたくないので、それも含めて技術だと思っています」
◆「緊張するからこそ、勝ったときにおもしろい」
◆「楽しいより正しいで行動しなさい」
◆「二刀流は自分だけのものではない」
あなたもこの本を読んで、野球に限らず、人が生きていく上で大切なものを学び、実践していきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3477日目】