「本書で私が行うのは、現状を打破するための告発である。もちろん大きなリスクがあるのは承知だ。逮捕されるかもしれないし、命を狙われるかもしれないし、訴訟を起こされるかもしれない。それでも私は勇気を持つべきだと決断した。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1957年東京都生まれ、東京大学経済学部卒業、日本専売公社(現在のJT)、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て、現在は経済アナリスト、獨協大学経済学部教授で、50年間集めてきたコレクションを展示するB宝館(埼玉県所沢市けやき台2-32-5)が話題の森永卓郎さんが書いた、こちらの書籍です。
森永卓郎『書いてはいけないー日本経済墜落の真相』(フォレスト出版)
この本は、メディアでは触れてはいけない、次の3つのタブーについて、その共通する構造を解説しながら「真実」を明らかにして世に問うための書です。
1.ジャニーズの性加害
2.財務省のカルト的財政緊縮主義
3.日本航空123便の墜落事件
本書は以下の4部構成から成っています。
1.ジャニーズ事務所
2.ザイム真理教
3.日航123便はなぜ墜落したのか
4.日本経済墜落の真相
この本の冒頭で著者は、「ジャニーズ事務所は変わったが、一番変わっていないものこそ日本の大手メディアなのだ。」と述べています。
本書の前半では、「ジャニーズ事務所」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ 東京高裁判決を報道しなかった大手メディア
◆ ジャニーズは「推し」を育てるというビジネスモデル
◆ 退所したタレントは許さないという圧力
◆ 性加害、大勢の「共犯者たち」
この本の中盤では、「ザイム真理教」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 解散命令に必要な3要素:①継続性、②組織性、③悪質性
◆「ご説明」と称する布教活動
◆ 増税せずに税収を増やす方法がある
◆ 繰り返された「非科学的」経済政策
◆ 税務調査という刃
◆ 財務官僚は無罪放免
◆ 財務省は司法・立法の上に位置する
◆ 天下りの完全禁止と国税庁の分離
本書の後半では、「日航123便はなぜ墜落したのか」および「日本経済墜落の真相」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 違和感だらけの日本航空123便の墜落
◆『日航123便 墜落の新事実』との出会い
◆ 圧力隔壁説のデタラメ
◆ 非炸薬ミサイルか、無人標的機か
◆ 幻に終わった横田基地への緊急着陸
◆ 123便の最後、驚くべき推測
◆ 1985年のプラザ合意による円高で日本経済に致命的な打撃
◆ 1986年の日米半導体協定の締結
◆ ハゲタカファンドに差し出した「大手30社問題」の本質
◆ 破壊された株式持ち合いと不動産担保融資
あなたも本書を読んで、けっして触れてはいけない3つのタブーについての真実を考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3345日目】