書評ブログ

『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』

「ゼロからお金を生み出すために必要な『お金に関する正しい知識』を、分かりやすく順を追って解説していきます。この通りにすれば、自然とお金が受け取れ、スムーズに収入が増えていくように書いています。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝え、最初の一歩を導いている株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役今井孝さんが書いた、こちらの書籍です。

 

今井孝『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』(幻冬舎)

 

 

この本は、実は誰でもできるけど9割の人が気づいていない「ゼロからお金を生み出す時に必要なお金の知識」を、分かりやすく潤を追って解説お金を生みしている書です。

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

1.お金を生み出す人たちは何が違うか?

2.人間の欲求を理解すれば、いくらでもお金を生み出せる

3.お金に関する正しい目標とは

4.ゼロから大きなお金を作っていく最短のステップ

5.お金と満足感の関係

 

 

この本の冒頭で著者は、好きなことを仕事にして「お金を生み出す力を手に入れると他人にやさしくなれる」と述べています。

 

 

本書の前半では、「お金を生み出す人たちは何が違うか?」について、次のポイントを説明しています。

 

◆ お金を生み出すのに、特別な才能やスキルは必要ありません

◆ 成功している人も普通の人もそれほど能力は変わらない

◆ お金が受け取れないのは「給料でしかお金をもらう経験をしていない」から

◆ 必要なのは「ゼロからお金を生み出すための正しい知識」

 

◆ 自分のスキルや知識の価値を理解できる

◆ 価格設定で迷わなくなる

◆ 今の自分をより高く売ることができる

◆ ゼロからお金を生み出せるようになる

 

◆ 自分に自信が持てて、お金の不安がなくなる

◆学ぶべき「正しいお金の知識」とは、①人間の欲求、②お金に対する正しい目標設定、③ゼロから大きなお金を作っていくステップ、④お金と満足感の関係

◆ 他人を満足させるとは、相手を幸せにすること

◆ 貢献の喜びを仕事においてより大きく感じることができる

 

 

この本の中盤では、「人間の欲求を理解すれば、いくらでもお金を生み出せる」およびお金に関する正しい目標とは」について考察しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆「自分の提供しているものは安い!」という自己認識が大切

◆「高い」「安い」という価格は感情で決まる

◆ 価値や価格は「考えるもの」ではなく、「感じるもの」

◆ 人が旅行に行ったり商品・サービスを買うのは「満たしたい感情」があるから

 

◆ 相手がどんな感情を満たしたいか(=相手の欲求)を知らないとお金を生みだせない

◆ 自分のスキルを磨くよりも、相手の欲求を知ることに意識を向ける

◆ 誰もがすごい人に仕事をお願いしたいと思っているわけではない

◆ 欲求に合わせてアピールポイントを変える

 

◆ 人は期待する「結果」にお金を払う

◆ 人は3大欲求(人間関係・お金・健康)に大きなお金を払う

◆ 人は価格に換算すると価値を実感する

◆ エピソードに感情移入すれば売れる

 

◆ 自分が価値を感じたサービスは売れる

◆ 相手の労力を省く=お金になる

◆ お金に関する間違った7つの思い込みがある

◆ たくさんの人に買ってもらわなくていい

 

◆ すべての人に認められる必要はない

◆ 100%の結果を保証しなくていい

◆ 差別化しなくていい、ナンバーワンでなくていい、すごい人でなくてもいい

◆ 成功しななくてもあなたには価値がある

 

 

本書の後半では、「ゼロから大きなお金を作っていく最短のステップ」およびお金と満足感の関係」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ 安心を確保しながら進める

◆ 相手の欲求を知ることに集中する(①やりっぱなしにしない、②相手の悩みを聞くことが最優先、③良いところを教えてもらう)

◆ 目の前の一人を大切にすると道がひらける

◆「居場所」を確保する

 

◆ 短期間に練習を積み重ねる

◆ 人のサービスの手伝いをする

◆ モニター価格で提供してみる

◆ 選ばれる理由を分析する

 

◆ 最後は自分の価値を自分で認める

◆ 人間の満足感は「結果」だけでは決まらない

◆ 相手が長く味わうのは「プロセスで体感する感情」

◆ チャレンジできることが最高の喜び

◆ 一生懸命な姿に心を打たれる

 

◆ エンターテインメント性があるから続けられる

◆ 信じてもらえるから頑張れる

◆ 仲間ができると人生は何倍も楽しい

◆ 挑戦する姿勢に勇気をもらえる

◆ 自分を認められることが人生のゴール

 

 

この本の締めくくりとして著者は、「本書は、あなたが『今のままで誰かの役に立てる』ということを伝えたくて書きました。」と述べています。そして、次のメッセージを送ってくれています。

 

「私たちは必ず誰かに貢献できます。誰かの幸せを生み出せるのです。」

「誰かを幸せにできる力は、あなたの中にすでにあります。」

「誰かの役に立てることを知ると、人生が豊かになれます。」

「誰かを幸せにしていたら、その感謝があなたに返ってきます。時には言葉で、時にはお金になって返って」くるものもあります。」

 

 

本書で提唱している「好きなことで稼げる人のお金の生み出し方」は、新刊拙著『定年ひとり起業マネー編』(自由国民社)および前著『定年ひとり起業』(自由国民社)にて私が提唱している「定年ひとり起業5原則」「トリプルキャリアによる生涯現役のライフスタイル」と共通する部分が多く、心から共感しました。

 

 

この本の巻末には、特別な読者プレゼントとして、「ゼロからお金を生み出した事例集」がダウンロードできるURLおよびQRコードが掲載されています。

 

 

あなたも本書を読んで、「誰でもできるにに9割の人が気づいていないお金の生み出し方」を学び、実践してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2819日目】