書評ブログ

『ビジネス書の著者になっていきなり年収を3倍にする方法』

ビジネスパーソンに向かって「人生を大きく変えたかったら、収入を劇的に上げたかったら、本を出せ。出版はプラチナチケットだ!」と呼びかけている本があります。

 

 

本日紹介するのは、大学卒業後、業界大手の総合人材サービス企業を経てコンサルタントとして独立し、現在はビジネス作家、出版プロデューサー、ビジネス書・実用書著者養成講座(商業出版塾)を主宰し、ネクストサービス株式会社 代表取締役松尾昭仁さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

松尾昭仁『ビジネス書の著者になっていきなり年収を3倍にする方法』(自由国民社)

 

 

この本は、出版スクール(ビジネス・実用書著者養成講座)を運営し講師を務めている出版プロデューサーの著者が、「出版すると、なんで収入が劇的にあがるのか?」という疑問に答え、「出版が最高の投資」であることを、自らの体験やスクール受講生の実例を公開して分かりやすく説明している書です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

1.なぜ出版が投資といえるのか? 本を出すメリット

2.実は無名な人でも出版はできる

3.あなただけの出版テーマの探し方

4.出版のキモ! 企画書の書き方

5.出版の近道、回り道

6.~ 実録 ~ 私達はこうやって出版して、お金持ちになった

 

 

この本の冒頭で著者は、以下の内容について、包み隠さず詳細に書いていきます、と述べています。

 

◆ 著者の私自身がどうやって出版に至ったのか?

◆ 私は出版して人生が、年収がどう変化したのか?

◆ なぜ、出版はビジネスの投資といえるのか?

◆ 無名なあなたも必ず出版できる理由

 

◆ 出版までの具体的なプロセス

◆ 出版とビジネスのつなげ方、稼ぎ方

◆ 出版してお金持ちになった8人の実話

 

 

本書の前半では、「本を出すメリット」について、次のポイントが解説されています。

 

◆ 出版は最高の投資、商業出版は投資効率が最高

◆ 本は名刺であり、最高のパンフレット

◆ 出版するなら商業出版一択!

◆ 全国の書店があなたの営業所(支店)になる

 

◆ 出版社は著者に300万円の投資をする

◆ 出版による宣伝効果は数千万円にもなる

◆ メディアから専門家として扱われるようになる

◆ 出版の目的は、➀ブランディング、②リクルート活動、③ステータスの向上

 

 

この本の中盤で著者は、「無名な人でも出版できること」「出版テーマの探し方」および「出版企画書の書き方」について、具体的に説明しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ 資格よりも大事なのは「実績」

◆ 編集者は常に著者を探している

◆「新幹線理論」(=快適さ・不快を避ける・時間を買う)が売れる本のキモ

◆「三角形の法則」で、D級以下の人こそ共感される本が書ける

 

◆ 常識が本になる「立ち位置チェンジの法則」

◆ 類書を読み、セミナーにに通い、著者に会えばノウハウや体験は得られる

◆ 今までに時間・お金・情熱を注いできたものが出版テーマになる

◆ 黒歴史が本になる

 

◆ 本をよく読む層をターゲットにする

◆ 対局の組合せでギャップをつくれば「新しい切り口」になる

◆ すべてはプロフィールづくりから始まる

◆ プロフィールは山と谷をつくれ

 

◆ 出版企画書は、ワードでA4の紙3枚程度

◆ 編集者の視点は、「書店のどの棚で売られる本なのか?」

◆ タイトルは企画の命、具体的に!

◆ タイトル周り(サブタイトル、キャッチコピーも大切

 

◆ 本を売る情熱がどれだけあるか?(ブログ、セミナー、メルマガ、応援者など)

◆ 出版が決まったら、SNSで可視化する(Facebook、Twitter、YouTube、ブログ)

◆ ビジネス書は200ページ、5~7章立て、1章当り7項目、1項目は1500~1800文字

◆ 目次の見出しは、50:50の法則で、興味を惹く内容を

 

 

本書の後半では、「出版の近道」および「出版してお金持ちになった8名の実話」が紹介されています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ Amazonレビューで批判されるのは、本が売れている証拠

◆ 出版のプロに商業出版の基本を学ぶ

◆ 出版スクールは実績を見て選ぶ

◆ 出版スクールの種類は、①編集プロダクション系、②元編集者系、③著者系

 

 

実話に登場する8名および著書は以下のリンクの通りです。いずれも、出版を機に大活躍して人生が変わった方々です。

 

 

 

私自身も、2015年に会社員を卒業してフリーランスになり、2017年2月に商業出版を実現してからビジネスが軌道に乗りました。

 

 

その後も立て続けに計4冊のビジネス書を出版して、そのたびにビジネスが拡大してきた経験がありますので、出版のインパクトについては、この本に全面的に共感します。

 

 

 

あなたも本書を読んで、「投資としての出版」を理解し、ビジネス書の著者になって年収を3倍にする方法を実践してみませんか。

 

 

ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

 

 

では、今日もハッピーな1日を!【2594日目】