年金・介護・相続など、50歳から知っておきたい定年後のお金のアレコレについて、「日経ヴェリタス」の人気連載をわかりやすいコミックにした老後マネー教本があります。
本日紹介するのは、「日経ヴェリタス」編集部が原作、あおきてつおが作画の、こちらの新刊書籍です。
「日経ヴェリタス」編集部『定年まで10年ですよ まんがでわかる老後のマネー教本』(集英社)
この本は、以下のヤマタニ電機の同期3人が、直面する悩みを通じて、家計見直しのコツや老後対策をアドバイスしたものです。
◆ 計 順平(社長を目指し出世街道を走る)
◆ 高嶺 華代(親の介護が迫るおひとりさま)
◆ 風任 成行(晩婚で子どもの教育が不安)
本書は以下の8部構成から成っています。
1.入社以来、走り続けて気づけば・・・もう50歳、まだ50歳編
2.10年がかりで巻き返し まだ間に合う貯蓄・投資編
3.そのうち自分の番が 老いは誰にも訪れる編
4.賃貸か持ち家か 住宅ローン・リフォーム編
5.相続は突然に 人生いろいろ~順平編
6.どうする親の介護 人生いろいろ~華代編
7.定年しても子どもの教育費が 人生いろいろ~成行編
8.それぞれの10年後
この本は、平均寿命が延びて、定年後30~40年生きるつもりで準備をしなければならない時代に、3人の同期会社員それぞれの悩みを通して、これまでの世代とは異なる問題を描いています。
例えば、引きこもりの子どもを持ち、就職活動がうまくいかなくて家庭が崩壊しそうな順平や、老々介護をしていた父親が倒れて、同居を考えねばねらなくなった華代は、50代の誰にでも起こり得る問題に直面している姿を伝えてくれます。
また、結婚や子どもを持つのが遅い時期になった成行のケースは、教育費、住宅費、老後の準備費という人生の三大支出がいっぺんに来てしまう問題をリアルに描いています。
この本は、定年近くの世代が抱える将来の問題を、まんがという手法で、身近に分かりやすく伝えてくれるため、理解しやすくなっています。
また、「人生の節目を意識させる50歳は、資産形成のタイミングでまだ巻き返しのきく最後のタイミング」という、本書の言葉は重く響きます。
あなたも、この本から人生100年時代となった「定年後の問題」について、具体的にイメージをしてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を