書評ブログ

『20代のための「キャリア」と「仕事」入門』

就活と天職に関する45の悩みと疑問に、本音で答えてくれる本があります。

 

 

本日紹介するのは、企業や政府へコンサルティングを行う一方、多くの企業で採用活動を担当する塩野誠さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

塩野誠『20代のための「キャリア」と「仕事」入門』(講談社現代新書)

 

 

この本は、東洋経済オンラインに連載していた「キャリア相談:君の仕事に明日はあるか?」で人気だった著者が、就活やキャリアに関する相談に答えている書です。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.知っておきたい「働く」ということ

 

2.ようやく就職先が決まったのに家族は大反対です-就活前から入社するまでに知っておくべきこと

 

3.友達より年収が低いのはなぜ?-入社前後に知っておくべきこと

 

4.転職するなら35歳までに決断した方がいい-転職前に知っておくべきこと

 

5.大人たちの攻撃で討ち死にしないために

 

 

この本は5部構成の中で、就活と転職に関する45の悩みと疑問「相談」の形で掲載されていて、その「相談」に対して、著者の塩野さんが「本音」で答える形式になっています。

 

 

いずれの相談も、就活生や入社して転職を考えている会社員の「生の声」をそのまま採り上げていて、リアルな内容になっています。

 

 

様々な「相談」の中で、著者がとくに伝えたかった「大切なこと」として、以下のアドバイスを挙げておきます。

 

 

◆ 若くて元気なうちはずっと働ける気がしますが、それは幻想に過ぎません

 

◆ 「仕事ができる」と思われている大人は間違いなく若い頃教わり上手だった人です

 

◆ 読書というのは世の中でも類を見ないぐらい費用対効果が高いものです

 

◆ 「あの人見た目はいいのに、仕事できないよね」と言われてしまう歳の取り方というのは、会社生活的にはかなりキツいです

 

◆ 本当のプロフェッショナルとは、その仕事については自分が一番考え抜いていると思える人です

 

 

 

また、キャリア形成について悩んでいる人は、手前味噌ですが、私が書いて最近、出版しました、こちらの本もお薦めです。

 

 

大杉潤『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』(キノブックス)

 

 

あなたも本書を読んで、「働くこと」について、多方面からじっくりと考えてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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