「60歳は身の丈に合った住まいの考えどきだ」と提唱し、60歳からの家と新しいライフスタイルを考えるための本があります。
本日紹介するのは、建築家でエッセイストの湯山重行さんが書いた、こちらの書籍です。
湯山重行『60歳で家を建てる』(毎日新聞出版)
この本は、シニアのための家ではなく、自分の感覚にフィットする、自分らしく生きてゆける家ということで、著者が思いついた「60ハウス」と呼ぶフラットハウス(平屋)を紹介する書です。
それは、アメリカ映画に出てくるようなシンプルなフラットハウスで、老後に暮らしやすいだけではなく、人生を積極的に楽しみ、自宅にいながらヴァカンス気分を味わえる家です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.60歳は身の丈に合った住まいの考えどき
2.60歳からの家と新しいライフスタイルを考える
3.60歳にちょうどいい平屋「60ハウス」へようこそ
4.60ハウスの快適オプションと外溝について
5.建築家が教える家づくりに役立つコラム
6.実際に建てるには
7.人生は味わう
著者の湯山さんは、神奈川県小田原市でアトリエシゲという、個人住宅を主とした建築設計事務所を23年間、営んでいる経営者です。
アトリエシゲが特異としているテーマは、「ホームヴァカンス」で、「リゾートでヴァカンスを楽しむように暮らせる家」を提案しているそうです。
多くのクライアント(施主)のお手伝いをする中で、「60歳は住まいの考えどきだ」と著者の湯山さんは感じている、ということです。
それは、自身の定年が見えてくる、子どもが独立していく、そしてこれからの人生をどう舵取りしていくかを考える時期で、まさに自分のこれからのライフスタイルにフィットした家を考えるのにピッタリの時期です。
本書では、「60歳で家を建てると人生が変わる」として、以下のようなメリットを挙げています。
◆ 生き方を変えるチャンス
◆ 家を負の資産にしない
◆ 子どもにしっかりした意思表示ができる
◆ 健康になれる、トラブルも間違いなく減る
◆ 災害に強くなる
◆ 考えるだけでも前向きに
そして本書では、「60ハウス」という平屋を具体的な図面やコンセプトなどを分かりやすく紹介しています。
さらに、建築家が教える「家づくりに役立つコラム」を掲載し、最後には、「実際に家を建てるには」ということで、実務的な留意点などを整理しています。
あなたも本書を読んで、60歳での家づくりを考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を