『コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方』

2020.08.17 (月)

「コロナ後に確実に起きる変化は、ある程度読み解ける」と述べて、コロナショックビジネス社会における「プロの時代」の幕開けになり、働き方においては「レスの時代」の幕開けになるだとうと提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、早稲田大学商学部卒業、米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)、三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現在は株式会社シナ・コーポレーション代表取締役として多くの企業の経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている遠藤功さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

遠藤功『コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方』(東洋経済新報社)

 

 

この本は、「先がまったく読めない不安定、不透明な環境」をいい表す「VUCA」の時代において、世界的なコロナ大恐慌が起こる可能性が高い中で、「生き残る会社」「食える仕事」「稼げる働き方」を提示している書です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.はじめに-「コロナ・ショック」を「コロナ・チャンス」に変える

 

2.コロナがもたらす「本質的変化」とは何か

 

3.コロナ後に、日本企業は何を、どう変えるべきなのか

 

4.コロナ後に、「仕事」はどのように変わるのか

 

5.コロナ後に、「働き方」はどのように変わるのか

 

6.おわりに-元に戻るな、大きく前に進め!

 

 

 

この本の冒頭で著者は、コロナがもたらす「本質的な変化」は何か、について以下のポイントを挙げています。

 

 

◆ 移動蒸発 → 需要蒸発 → 雇用蒸発

 

◆ 弱肉強食の時代に入り、「70%エコノミー」となる

 

◆「低成長」×「不安定」の時代になり、「新たな様式」が生まれる

 

 

 

次に、日本企業が再生のために取るべき4つの戦略として、「SPGH戦略」を以下の通り、提唱しています。

 

 

1.サバイバル戦略(Survival)

 

2.生産性戦略(Productivity)

 

3.成長戦略(Growth)

 

4.人材戦略(Human Resource)

 

 

 

第1のポストコロナのサバイバル戦略としては、次の3つの方策を示しています。

 

 

◆ 人員の適正化(ダウンサイジング)

 

◆ コストの変動費化

 

◆ 顧客の変化を見逃さずに稼ぐ

 

 

 

第2のポストコロナの生産性戦略としては、コロナによって会社は「不要不急」のものだらけだったことが判明したことを踏まえて、以下のポイントを挙げています。

 

 

◆ オンライン化、リモートワークを「デフォルト」にする

 

◆ 業務の棚卸しをしっかりおこなう

 

◆ 生産性と「幸せ」を両立する「スマートワーク」を実現する

 

 

 

また、第3のポストコロナの成長戦略のポイントは、次の3つです。

 

 

◆ 本体から切り出し、「アジャイル方式」で社長直轄とする

 

◆ 若手をリーダーに抜擢する

 

◆ M&Aで時間を買う

 

 

 

第4に、ポストコロナの人材戦略として、「個の突破力」を活用し、以下の3つのポイントを提示しています。

 

 

◆ ハイブリッドの人事制度で対応する

 

◆「ミッションありき、結果志向」(「ミッション」×「リザルト」に基づく人事評価)へシフトする

 

◆ 現場力を支える「ナレッジワーカー」の評価を高める

 

 

 

本書の後半では、コロナ後の「仕事」の変化について、「食える仕事」と「食えない仕事」の違いを、「代替可能性」と「付加価値の大きさ」という2軸で分類することで説明し、「プロの時代」になると述べています。

 

 

 

「プロ」として勝ち残るための5つのパラダイムシフトを以下の通り、著者は挙げています。

 

 

1.「社内価値」ではなく「市場価値」で勝負する

 

2.「プロセス」ではなく「結果」にこだわる

 

3.「相対」ではなく「絶対」を目指す

 

4.「他律」ではなく「自律」で行動する

 

5.「アンコントローラブル」は捨て、「コントローラブル」に集中する

 

 

 

さらに「プロ」として成功するための8つのポイントを次の通り、挙げています。

 

 

◆ 「会社」ではなく「機会」で判断する

 

◆「軸」を定める

 

◆ よき「お手本」を知る

 

◆ 自分の可能性に蓋をしない

 

 

 

◆「他流試合」で力をつける

 

◆ グローバルに通用する「プロ」になる

 

◆「信用」という価値を大事にする

 

◆「EQ」(心の知性)を磨く

 

 

 

この本の最後で著者は、コロナ後の「働き方」はどのように変わるのかと問いかけ、「レスの時代」(=通勤レス、出張レス、残業レス、対面レス)が来るとして、「プロ」としてふさわしい働き方である「スマートワーク」を身につけ、「生産性」と「創造性」という2つの視点で働き方を見直すべき、と提言しています。

 

 

 

そして「生産性の高い働き方」として、リモート時代における社内コミュニケーションの4原則を次の通り挙げています。

 

 

1.人間の3タイプによって、コミュニケーションの仕方を変える

 

2.経験値の高い人と低い人をペアで組ませ、アドバイスする「メンタリング」を重視する

 

3.「ムダ話」や「雑談」をするための、インフォーマル・コミュニケーションの場をつくる

 

4.定期的にオフライン(対面)で会うことで、日常のオンラインを機能させる

 

 

 

最後に、コロナ後の人材評価のポイントとして、以下の4つを挙げています。

 

 

◆「自己管理」できる人が評価される

 

◆「指示待ち」でない人が評価される

 

◆「自己研鑽」を続けられる人が評価される

 

◆ 会社に「しがみつかない」人が評価される

 

 

 

あなたも本書を読んで、コロナ後に「生き残る会社」「食える仕事」「稼げる働き方」を学び、実践してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2455日目】

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