書評ブログ

『新版 いくつになっても、「ずっとやりたかったことをやりなさい。」』

「人生の後半は、自分のプロジェクトに取り組み、夢の扉を開けるときである。過去を再訪し、未知のものを探求し、あなたの未来を設計するときである。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、長年にわたって精力的にアーティストとして活躍し、ハリウッド映画、テレビ番組のライターやディレクター、インディペンデント映画やドキュメンタリーの監督など多岐にわたる活動をしているジュリア・キャメロンとそのビジネスマネージャーを務めるエマ・ライブリーが書いた、こちらの新版書籍です。

 

ジュリア・キャメロン・エマ・ライブリー『新版 いくつになっても、「ずっとやりたかったことをやりなさい。」』(サンマーク出版)

 

この本は、約30年かけて全米400万部、世界40ヵ国で翻訳されるロング・ベストセラーとなった『ずっとやりたかったことをやりなさい。』(原題:『The Artist’s Way』)「大人編」新版として、リタイアした人たちが直面する共通の問題に対して、答えを提示するために記された書です。

 

 

本書は以下の12部構成から成っています。

 

1.もう一度「驚き」に火をつける

2.もう一度「自由」に火をつける

3.もう一度「つながり」に火をつける

4.もう一度「目的意識」に火をつける

 

5.もう一度「正直さ」に火をつける

6.もう一度「謙虚さ」に火をつける

7.もう一度「回復力」に火をつける

8.もう一度「喜び」に火をつける

 

9.もう一度「動き」に火をつける

10.もう一度「活力」に火をつける

11.もう一度「冒険心」に火をつける

12.もう一度「信頼感」に火をつける

 

この本の冒頭で著者は、「職業や属性を問わず、私たちは一人ひとりみな創造的であり、世界に独自な何かをもたらす力を持っている。」「自己表現の意欲というものが、決して衰えないー自分の中にとどめるべきではない」と述べています。

 

続けて、本書の使い方として、「創造性を広めたいと願っている人のための12週間のコース」であることを説明しています。

 

 

本書の前半では、「もう一度驚きに火をつける」「もう一度自由に火をつける」「もう一度つながりに火をつける」および「もう一度目的意識に火をつける」について説明しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ モーニング・ページ: 毎日、自分のためだけに朝1番に行うライティング

◆ アーティスト・デート: 週に1回、ひとりで探索の旅に出かける

◆ ソロ・ウォーキング: 週2回、ひとりでウォーキングをして宇宙と交信する

◆ メモワール: 週に1回、自分の人生をいくつかのセクションに分けて回想する

◆ ひらめきとシンクロニシティで人生の目的を考える

 

 

この本の中盤では、「もう一度「正直さ」に火をつける」「もう一度謙虚さに火をつける」「もう一度回復力に火をつける」および「もう一度「喜び」に火をつける」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

 

◆ 正直は知恵の本の第1章

◆ 謙虚さがあれば失敗できる

◆ 完璧主義と正しさは、創造性の敵

◆ 運動という投資をする

◆ ユーモアで未来が開ける

 

 

本書の後半では、「もう一度動きに火をつける」「もう一度活力に火をつける」「もう一度冒険心に火をつける」および「もう一度信頼感に火をつける」ついて、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 自分をねぎらっていい

◆ あきらめていたことに挑戦する

◆ 年を取ったからこそ夢に挑む

◆ 旅で自由にたどり着く

◆ 一日一日をやり遂げる

 

この本の締めくくりとして著者は、「私たちは全員創造的であるー一人残らず。」と述べています。

 

そして、「私の好きな最期のツールは、シンプルだが効果抜群の『願望リスト』だ。」と続けています。

 

 

あなたも本書を読んで、いくつになっても「ずっとやりたかったこと」をやってみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3383目】