「希望や絶望は環境によるものではなく、心の状況によって大きく変化するものであり、どんな絶望的な状況であっても『そこから抜け出す』という希望の光さえあれば、人間は生きていく事ができるのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、防衛大学校卒、元陸上自衛官で、退職後は会社員を経て、現在はエッセイストとして活躍する ぱやぱやくん が書いた、こちらの書籍です。
ぱやぱやくん『その絶望感って、本当は心のまぼろしじゃない?: 不安や悩みがすぐに消える41の方法』(ぱる出版)
この本は、「もうダメだ」と絶望に感じたときは「もうこれでおしまいだ」と思わずに「これは心の幻にすぎない」と考え、自分の状況を確認して、「まだまだ大丈夫だ」と立ち直れるように方法を身につけるとともに「希望は自分で見つけるものだ」と考える癖をつけるために書かれた本です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.「もうダメだ」と思ってしまうときは、パターンが決まっている
2.世の中は大したことない人ばかり、人の目ばかり気にするのはやめよう
3.本当にもうダメなの?
4.幸せなことに慣れてはいけない
この本の冒頭で著者は、「希望とは誰かから与えられるものではありません。どんな時でも自分で探す必要があり、自分なりの答えを出さなくてはいけないのです。」と述べています。
本書の前半では、「もうダメだと思ってしまうときは、パターンが決まっている」について以下のポイントを説明しています。
◆ 絶望の本質は、「希望がない」と自分が勘違いしている状態
◆ 絶望に至る5パターン:①お金がない、②体調が悪い、③他人と話さない、④どこにも行かない、⑤知識を得ない
◆ 絶望的な気分になったら、体調を確認し、必要な栄養素が足りているかをチェック
◆ 身体の状態、ストレス、睡眠、疲れやすさに対しては、食事とリラックスを
この本の中盤では、「世の中は大したことない人ばかり、人の目ばかり気にするのはやめよう」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 運命と向き合う
◆ 勉強会や異業種交流会など人間関係を広げる
◆ 攻撃的な人は、自身がなくストレスを抱えている
◆ 頑張っている人たちなど良い環境や人間関係を見つける
本書の後半では、「本当にもうダメなの?」および「幸せなことに慣れてはいけない」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 辛い状況では、淡々と行動し、過去の経験を振り返り、開き直る
◆ 自分の強みや過去の成功を振り返り、成功のイメージを持つ
◆ 自分の好きなものをよく覚えておき、自分の物語を語る
◆ 人生の成功とは生まれた地点からの差
この本の締めくくりとして著者は、「困難に直面したときは、自分を責めるだけではなく、その状況から学び、成長する機会と考えてみてもいい」と述べています。
あなたも本書を読んで、「不安や悩みがすぐに消える41の方法」を学び、思考を変えることによって、心をラクにしていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3550日目】