書評ブログ

『会社の売上を爆上げするYouTube集客の教科書』

「YouTubeはビジネスに絶対に取り入れなければならないツールとなり、それを使いこなせる企業は、市場で独り勝ち状態となっています。」と述べている本がります。

 

 

本日紹介するのは、慶應義塾大学環境情報学部卒業後、楽天株式会社に入社、データ分析力を買われてクリエイティブ部門に配属、数々のヒット企画に参画した後、2018年に株式会社ダニエルズアークを設立して代表取締役に就任している、YouTubeプロデューサー大原昌人さんが書いた、こちらの書籍です。

 

大原昌人『会社の売上を爆上げするYouTube集客の教科書』(自由国民社)

 

 

この本は、現代では最強の魔法のツールである「YouTube」について、方向性を間違えずに正しく努力ができるように解説している教科書です。

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

1.ゼロから始めるYouTube

2.今こそYouTubeを始める理由

3.YouTubeは「始め方」が9割

4.YouTubeは継続が「命」

5.新時代のビジネススキームはこう立てろ

6.代理店になってさらに収益を積み上げる!

7.明日から始めないと意味がない

 

 

この本の冒頭で著者は、「日本人のほとんどはYouTubeに対して誤ったイメージを持っています。」と述べて、次の3点を指摘しています。

 

◆ 登録者が最も多いチャンネルは、HIKAKIN など有名人ではなく、「じゅんや」や「キッズライン」

◆ 利用者数の最多層は10代、20代ではなく、「40代」

◆ お騒がせYouTuberヒカルの最大の収益源は広告ではなく「アパレルブランドの売上」

 

 

本書の前半では、ゼロから始めるYouTube」および今こそYouTubeを始める理由」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ YouTubeはコアなファンより「大衆ウケ」を

◆ YouTubeは知識がなくシロウトっぽい方が好まれる

◆ 相性がいい中小企業とYouTube

◆ 広告ではなくYouTubeで発信する時代

 

 

この本の中盤では、YouTubeは始め方が9割」およびYouTubeは継続が命」について、以下のポイントを説明しています。

 

◆ YouTubeは新聞ではなく「週刊誌」

◆「ハウツー系/ノウハウ系」を大衆向けに発信

◆ 演者は社長が「顔出し」で行う

◆ 毎日、時間を決めて発信するのがいい

 

◆ YouTubeは続けなくては意味がない

◆ ネタは「週刊誌」を参考につくりこむ

◆ パクり、パクられるほど再生回数が伸びていく

◆ サムネには「ネガティブワード」

 

◆ 最悪の事態の保険としてサブチャンネルを運営

◆ ストックコンテンツとフローコンテンツ

◆ PDCAは毎日少しずつがベスト

◆「オープニング」はいらない

 

 

本書の後半では、新時代のビジネススキームはこう立てろ」「代理店になってさらに収益を積み上げる!」および明日から始めないと意味がない」について考察しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ まずは「認知」と「興味・関心」を

◆ 集客のカギを握る「最後の5秒」と概要欄

◆ 演者は校長先生ではなく、おもしろ先輩に

◆ YouTubeは採用ツールとしても超優秀

 

◆ チャンネル開設から半年で登録者数1,000人、1年で3,000人

◆ 副業として社員にYouTubeをやらせる

◆ 動画の冒頭に「自前のCM」を入れる

◆ 激化する「可処分時間」の奪い合い、すぐに始めよ

 

 

この本の締めくくりとして著者は、「少しでも行動し続ける人は、たとえクオリティが低くとも、優秀でなくともすでに上位1%に入っている」と述べています。

 

 

あなたも本書を読んで、ビジネスYouTubeを今すぐに始めて、売上を爆上げしてみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2946日目】