書評ブログ

『YouTubeで食べていく 「動画投稿」という生き方』

 「YouTube、いや動画が持つ可能性は、小金が稼げるというだけではありません。個人が動画というメディアを駆使できるようになったことで、働き方やコミュニケーションのあり方まで変わりつつあるのです。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、1974年富山県生まれ、大阪芸術大学映像学科卒業ビデオブロガービデオアート系の映像作家として活動し、日本で最初の動画レビュアーとして知られ、YouTubeの発展に貢献してきた愛場大介(ジェット☆ダイスケ)さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

愛場大介(ジェット☆ダイスケ)『YouTubeで食べていく 「動画投稿」という生き方』(光文社新書)

 

 

この本は、2005年に米国で生まれた YouTube が10年足らずで毎月10億人以上のユーザーがアクセスし、毎月60億時間以上の動画が視聴される巨大なプラットフォームになったことを紹介し、YouTube を利用して成功するのはどうすればよいか、動画をビジネスにどう生かせばいいか、動画サービスがどんな可能性を開いていくのかを述べている書です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.どうやって動画でお金を稼ぐのか?

 

2.ユーチューバーとは何者か?

 

3.私とクリエイティブとネット動画

 

4.「動画の置き場」から「人」主体のメディアへ

 

5.動画サイトがビジネスのプラットフォームになる

 

6.まったり発信から始めよう

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「YouTube のビジネスモデルは広告収入モデル」であることを説明しています。

 

 

 

具体的には、様々な条件をクリアしたうえで「YouTube パートナープログラム」に参加して広告に関する報酬を得ることになりますが、動画で稼ぐこと、動画一本で食べていくことは本当に大変なことだ、と著者は述べています。

 

 

 

続いて、YouTuber とはどんな人なのか以下の7名へのインタビューを通して紹介しています。

 

 

◆ HIKAKIN-日本で一番の人気者

 

◆ シバター-炎上狙いのヒールキャラ

 

◆ 劇団スカッシュ-新しいドラマの形を生み出した演劇集団

 

 

◆ MEGWIN-YouTubeに可能性を見出した芸人

 

◆ アリケイタ-インターネット上のフレッシュな情報を紹介

 

◆ App Bank-YouTubeで新たな販路を開拓

 

◆ 飯塚敦-「カレー」キュレーターとして、まったり発信

 

 

 

YouTube動画は、エンターテインメントにおける「動画の置き場」から、「人」主体のメディアに変革しつつあり、動画サイトがビジネスのプラットフォームになる時代を迎えています。

 

 

 

良質な動画による情報発信を積み重ねて、ストックとすることで、発信者である「人」の信用が蓄積され、ひいてはそれがビジネスに繋がっていく、という流れができつつあるのです。

 

 

 

今後、動画は一部のクリエイターが作るコンンテンツとしてだけではなく、私たちのコミュニケーションを変えていくツールになっていくでしょう。

 

 

 

あなたも本書を読んで、YouTube で食べていく「動画投稿」という生き方について学び、ビジネスに活かしてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!