「一生痛まない腰を手に入れる方法はあります。」、「水をたっぷりと飲み、日常生活を少し改善するだけ。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、埼玉県八潮市など3ヵ所で整骨院を運営するひまわり中央整骨院代表の高橋洋平さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
高橋洋平『腰痛の9割は水で治る』(かんき出版)
この本は、手術も薬もいらず、これまでの痛みがウソだったかのように腰痛から解放される方法を記した、あなたの体を若返らせ、健康にするバイブルと言える書です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.これだけは知っておきたい「腰痛の基礎知識」
2.腰痛は水を飲んで治しなさい
3.1日2リットルの水を飲もう!
4.腰痛を解消するための28の習慣
この本の冒頭で著者は、「あなたの腰痛の原因はどこにある?」と問いかけ、「腰痛メモ」をとることを勧めています。
つまり腰痛にも危険の度合いがあり、その原因は「生活スタイル」にある、ということです。要するに、腰痛は「生活習慣病」なのです。
また腰痛も、病院の検査でも「原因不明」なら、治る可能性大だ、と著者は言います。
まず、骨などの変形が原因の腰痛ですが発生頻度が高いのは以下の3つ。
◆ 腰腰椎看板ヘルニア
◆ 脊柱管狭窄症
◆ 脊椎圧迫骨折
次に、内臓の病気やがんによる腰痛は、水腎症、腎盂腎炎、尿管結石などの腎臓の病気や、胆嚢炎、膵炎、虫垂炎、胃炎など内臓の病気です。
まれにがんの脊椎転移や化膿性脊柱炎といった重い病気もあるそうです。
その他原因がわからない場合は「慢性の腰痛」ということで、「腰痛メモ」をもとにした著者の整骨院での治療でほとんどは治る、ということです。
また、いわゆる「ぎっくり腰」は「急性腰痛」と呼ばれますが、実は急性ではなく、日常生活の中で腰への負担が蓄積されたものなのです。
これら「腰痛」に対して、この本では以下のような対処法・予防法を著者は勧めています。
◆ 骨格の構造を知る
◆ 痛みのしくみを知る
◆ 1日2リットルの水を飲む
◆ 飲む水の量は、「体重 × 30ミリリットル」が目安
◆ いつでも気が付いた時ときに水を飲む
◆ 朝はコップ1杯の水から
◆ 就寝30分前の水は健康に導く
◆ 水分を摂るのだはなく、水を飲む
その他、本書では「どんな水を飲めばよいか」や、一般に言われている水の種類について、詳しく著者の見解が記されています。この本は循環器科医師の梅津拓史先生が監修したものなので、興味のある方はぜひ、実際に本を手に取ってお読みください。
最後に、腰痛を解消するための28の習慣が紹介されていて役立ちます。一部になりますが、私が共感して採り入れているものを以下の紹介します。
◆ 長時間、同じ姿勢でデスクワークをせず、腰を動かしたりストレッチをする
◆ 健康なうちから継続的な運動を心がける
◆ パソコンの位置を高くしたり、スマホを立てたりして、前かがみにならないようにする
◆ 寝返り不足を予防する
◆ 寝始めだけでも仰向けで寝る
◆ 朝一番に水(できれば泊湯)を摂る
◆ 筋肉の質を上げるため、良質なタンパク質を摂る
◆ コンビニ弁当の場合は食物繊維が不足するのでヨーグルトをプラス
◆ 足がつるのは、水分とミネラルが不足している証拠
◆ 足首を柔軟にして腰痛を予防
本書は、これまで1万人を診てきた治療師で、人気の整骨院を3店も運営する著者の高橋洋平さんのノウハウを凝縮した一冊で、「薬なし!道具なし!筋トレなし!」で自分でできる腰痛対策の書で、すぐに実践できるためお薦めです。
慢性の腰痛に悩む全ての方が、正しく「水を飲む」ことで腰痛を解消できるため、ぜひとも読むべき本として推薦します。
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では、今日もハッピーな1日を!