書評ブログ

『ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45』

「人生の成功にもっとも必要なのは、頭の良さではなく『誠実性』である。ここでいう『誠実性』とは、目先の欲望に負けずに大事なことにコツコツ取り組める能力を意味します。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立し、10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアをテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける新進気鋭のサイエンスライターである鈴木祐さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

鈴木祐『ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45』(SBクリエイティブ)

 

 

この本は、「そもそも集中力とは何か?」という集中力の正体を見極めるべく、人間の心の基本的なシステムから説き起こし、ここ数年に発表された脳科学、心理学、栄養学に基づく数千件を超える研究論文をベースに、集中力を使いこなす最良のテクニックを紹介している書です。

 

 

 

本書は以下の9部構成から成っています。

 

 

1.はじめに

 

2.獣と調教師~ポテンシャルを400%引き出すフレームワーク~

 

3.餌を与える~脳の馬力を高めるサプリと食事法~

 

4.報酬の予感~脳内ホルモンを操る目標設定の奥儀~

 

5.儀式を行う~毎回のルーティンで超速集中モード~

 

 

6.物語を編む~セルフイメージを書き換えて「やる」人間になる~

 

7.自己を観る~マインドフルネスで静かな集中を取り戻す~

 

8.諦めて、休む~疲労とストレスを癒すリセット法~

 

9.おわりに

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「集中力という能力は存在しない」と述べていて、「獣と調教師」というフレームワークで、「人間の心が2つに分かれている」ことを解説しています。

 

 

 

例えば、テキストを開いたが、なかなかやる気にならず、スタートラインにすら立てない場合、必要なのは次のような力です。

 

 

◆ 自己効力感

 

◆ モチベーション管理能力

 

◆ 注意の持続力(アテンション・コントロール)

 

◆ セルフコントロール能力

 

 

 

続いて、「獣」の特性として、以下の3つを挙げて説明しています。

 

 

1.難しいものを嫌う

 

2.あらゆる刺激に反応する

 

3.パワーが強い

 

 

 

一方、「調教師」の特性は、次の3つです。

 

 

1.論理性を武器に戦う

 

2.エネルギー消費量が多い

 

3.パワーが弱い

 

 

 

そして、集中力向上のための3つの教訓を、以下の通り挙げています。

 

 

◆ 調教師は獣に勝てない

 

◆ 集中が得意な人など存在しない

 

◆ 獣をみちびけば莫大なパワーが得られる

 

 

結論として、情報量が激増する社会では、人間の集中力こそがもっとも重要な資産になる、と著者は説明しています。

 

 

 

本書の中盤以降では各論として、脳機能が上がる食事法や、脳内ホルモンを操る「報酬の予感」について解説しています。

 

 

 

さらに、「儀式」という毎日のルーティンを行うことで、「獣」を導き、良い習慣を連鎖させることを説いています。ポイントは、以下のような「儀式」のルールです。

 

 

◆ 厳格さと反復(大事な作業の前作業と繰り返し)

 

◆ できた!をくり返す

 

◆ 止めたくなったら「あと5分だけ、あと5回だけ、あと5ページだけ」

 

◆「儀式」は週4回以上、2ヶ月続けると完全に身につく

 

 

 

続いて、「物語を編む」として、以下の5つの手順「セルフイメージ」を上書きすることを勧めています。

 

 

◆ ステレオタイピング

 

◆ ジョブ・チェンジング

 

◆ 指示的セルフトーク

 

◆ VIA SMART

 

◆ ピアプレッシャー

 

 

 

この本の後半では、「あなたの感情を正しくコントロールするには、自分をじっくり観つめる作業が欠かせません」として、「自制」するには「自省」が欠かせないと提唱しています。

 

 

 

具体的には、次の方法で行う「デタッチド・マインドフルネス」を紹介しています。

 

 

1.メタファーでつかむ

 

2.聖域を作る

 

3.調教師を切り離す

 

 

ここの部分は、詳細なノウハウが書かれているので、ぜひ本書を手に取ってお読みください。

 

 

 

最後に「休むことも重要」として、「セルフ・アクセプタンス」次の4つの方法で解説しています。

 

 

 

◆ セルフ・イメージング

 

◆ レスト・オブ・ライフ

 

◆ 2分コミットメント

 

◆ ポジティブリソース法

 

 

 

加えて、疲労とストレスを科学的にリセットする方法として、5つのレベルを提示しています。

 

 

1.マイクロブレイク

 

2.タスクブレイク

 

3.アクティブレスト

 

4.ハイパー・アクティブブレイク

 

5.米軍式快眠エクササイズ

 

 

 

あなたも本書を読んで、「ヤバイ集中力」の原理を学び、実践してみませんか。

 

 

 

速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊ビジネス書速読法「7つのポイント」』 (定価 9,990円)を、こちらのサイトより、大杉潤のメルマガ『ビジネス書10000冊から』へ登録いただければ、無料で差し上げます。こちらをクリックして登録ください!

https://tsuku2.jp/mlReg/?scd=0000049956

 

 

 

 

では、今日もハッピーな1日を!