「数えきれない情報が流通しているインターネットですが、それは「テキスト、画像、どうふぁ、音」の4つのデータで構成されています。その中でいちばん影響力をもっているのはどれでしょうか?それはテキストです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、中央大学商学部でマーケティングを専攻し、大手コンビニ本部に就職ののち、Web制作会社に転職して、Webデザイナーとして働き、2000年に現プリズムゲート株式会社を設立、中央省庁、中小企業のWebサイトを構築、現在はインターネット・ホームページを利用して士業・中小企業の売上を伸ばすWebコンサルタント・販促デザイナーの芝田弘美さんが書いた、こちらの書籍です。
芝田弘美『1日1テーマ読むだけで身につく Webライティング大全100』(自由国民社)
この本は、著者が業界30年で培ったWebライティングの知識とスキルを、ホームページ、メルマガ、各SNSごとに解説した入門のライティング本です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.マインドを変えよう!
2.ウェブライティング・ネットライティングの基礎知識
3.成果の受け皿! ホームページ文章
4.アクセスが上がって、反応が出るブログ文章
5.実は、効果が早く出るメルマガ
6.SNSのネットライティングをマスター
この本の冒頭で著者は、「残念ながら、文章は実際に書かないと上達しません。」と述べています。
本書の前半では、「マインドを変えよう!」および「ウェブライティング・ネットライティングの基礎知識」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ インターネットは「文章」の世界
◆ 読み手を動かすのは「分かりやすい文章」
◆ 見てもらうコツは「数を増やす」こと!
◆ 相手は早く結論を知りたい
◆ 印象に残るにはストーリー
◆ タイトル、文章の入りが重要(違和感・結論が先・対象者)
◆ 事実をそのまま書いた方がウケる
◆ 公開までのスピードが重要
◆ やってほしいことを先に書く
この本の中盤では、「成果の受け皿! ホームページ文章」および「アクセスが上がって、反応が出るブログ文章」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ ホームページも読むか読まなかは0.5秒で決まる
◆ 興味がある人に詳しく書く
◆ 見込み客が使うキーワードをしっかり調べる
◆ ホームページの言葉は1対1の話し言葉で
◆ 文章は見た目!
◆ お客様の声は、一問一答形式で入れる
◆ 商品説明より、「お客様の声」を先に
◆ 読まれるプロフィールは、現在→(辛い)過去→未来→現在のストーリー
◆ ブログは日記ではなく、情報提供
◆ ホームページ内でブログ運営
◆ ターゲットを決めてから構成をメモするブログの事前準備
◆ ブログはユーザーが知りたいことを「分かりやすく」書く
◆ ブログにリンクや動画を入れるとアクセス増に
本書の後半では、「実は、効果が早く出るメルマガ」および「SNSのネットライティングをマスター」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ とくにB to B はメルマガが有効
◆ メルマガは相手を1人に決める
◆ メルマガはタイトルが大事!
◆ メルマガは最期まで読まれない、やってほしいことは先に書く
◆ 改行・3行・空間で読みやすく
◆ 体験談の方が読まれる
◆ 読む価値を伝える
◆ 形式や内容よりも「継続」が大事
◆ SNSは「育てる時間」が必要、今すぐ始める!
◆ 各SNSでどんなアカウントがフォロワーが多いかを観察する
◆ 1投稿1ネタ!
◆ どんなSNSもプロフィールが命
◆ X(旧Twitter)はフォロワーの質より数
◆ トレンドキーワードのハッシュタグ(#)を使う
◆ いいアカウントのマネっこ作戦
◆ アカウントのコンセプトを明確に
◆ Instagram は、共感・納得・提案で分かりやすく
◆ 集客を狙うなら役に立つ「情報提供」
◆ ネットワークを継続しやすい Facebook
◆ 相手に役立つ投稿を
◆ あなたが「認識・信頼」されている状態に
◆ YouTube動画もタイトルが重要
◆ サムネイル画像のキャッチコピーで動画は選ばれている
◆ YouTubeのプロフィールは見られている
この本の締めくくりとして著者は、「実際まとまった文章を日常的に書く機会はありません。」「ライティングに時間を投資している人は少ないのです。」と述べています。
あなたも本書を読んで、ほとんど学ばずにいる人が大半の中で、Webライティングを学び、今から取り組んでみませんか。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
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では、今日もハッピーな1日を!【3310日目】