書評ブログ

『小さなお店・会社、フリーランスの「テレビ活用」7つの成功ルール』

「テレビは観るものじゃない、出るものだ!」と提唱して、お金なし・コネなしでも取材が殺到する「プレスリリース」7つの掟を書いた本があります。

 

 

本日紹介するのは、元テレビの報道記者で、独立後はメディア活用研究所の代表として、テレビを効果的に活用してビジネスを拡大するためのノウハウを伝える活動をしている大内優さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

大内優『小さなお店・会社、フリーランスの「テレビ活用」7つの成功ルール』(同文館出版)

 

 

この本は、テレビに出ることにより、取材が殺到して、次のようなものテレビから受け取ることができることを解説している書です。

 

 

◆ 全国レベルもしくはビジネスエリアでの集客力

 

◆ ブランド・お墨付き・信頼

 

◆ 商品力(価格を上げても安心して買ってもらえる信頼)

 

◆ 他メディア(テレビ・新聞・雑誌など)からの出演・掲載依頼

 

◆ 出版の依頼

 

 

◆ 販路拡大、他企業との提携

 

◆ 広告反応率のアップ、広告コストの減少(効果は3~4倍)

 

◆ 補助金・助成金・融資・クラウドファンディング等の資金調達

 

◆ 優秀な人材の採用・リクルート

 

◆ スタッフ、家族のモチベーションアップ、ブラックイメージの払拭

 

 

 

本書は以下の9部構成から成っています。

 

 

1.今日からあなたにメディアを活用してほしい理由

 

2.あなたの商品・サービスをテレビに応援してもらおう

 

3.プレスリリースを作成する前に知っておきたい5つのこと

 

4.新規顧客がやってくるプレスリリースの書き方「7つの掟」

 

5.取材獲得率が大幅にアップするプレスリリースの書き方 実践編

 

 

6.熱意と一緒に届けるメディアへのアプローチ方法

 

7.集客力を高める取材の受け方

 

8.メディアが連れてきた見込み客をリピーターに育てる方法

 

9.ビジネスを長期的・継続的に成功させるメディア活用術

 

 

この本の冒頭で著者は、まずPR手段のひとつであるプレスリリースとは何か、について説明しています。

 

 

プレスリリースとは、「企業などの組織体が、テレビ局や新聞社などの報道関係者(メディア)に、報道してもらうことを目的として作成する文書・企画書」と、と著者は述べています。

 

 

 

そして、まずプレスリリースを書く前にやるべきこととして、次のようなことを本書では挙げています。

 

 

◆ 広報計画を立てる

 

◆ 成長タイプのお店になる(リスト取りなどの仕組み)

 

◆ マスメディアを知る

 

◆ 自分の商品・サービスを知る

 

 

◆ ターゲット(自分の顧客層)を知る

 

◆ 自分の魅力を知る

 

◆ 流行・常識を知る

 

◆ ストーリー型のプロフィールを作成する

 

 

 

続いて、年間1万通、4年間で4万通ものプレスリリースをTVマンとして見てきた著者の経験から、大内流のプレスリリースの書き方「7つの掟」を以下のように紹介しています。これが本書の中核部分でもあります。

 

 

1.タイトルはつけてはいけない

 

2.タイトルは10文字から15文字で短く

 

3.5W5Hを明確にする

 

4.一文は60字以内で書き切る

 

5.テレビマンに価値を伝える「必殺の一文」

 

6.テレビマンをワクワクさせる「必殺の動画」

 

7.最後のチェックまで抜かりなく

 

 

著者によれば、プレスリリースの7割は5秒で落第(ボツ)ということです。A4用紙1枚にまとめたり、自分の商品・サービスの売り込みではなく、社会貢献を伝える目的のリリースにするなど、絶対に外してはいけないポイントを、多くのプレスリリースは踏まえていないそうです。

 

 

さらにこの本の後半では、プレスリリースの書き方の実践編が記されていて、「言葉」「切り口」「キーワード」「あなたの想い」など、ほんとうに実践的なノウハウが具体的に紹介されています。ここでは敢えて詳細を書きませんので、興味ある方はぜひ、本書を手に取ってお読みください。

 

 

さらに、メディアへのアプローチ方法取材の受け方、そして最も大切なビジネスを成長させるためのポイントである、「メディアが連れてきた見込み客をリピーターに育てる方法」まで、書かれていて、まさに「ここまで書いちゃっていいのか」というくらい、「テレビ活用」のノウハウが凝縮して披露されています。

 

 

あなたも本書を読んで、お金なし・コネなしでも取材が殺到する「テレビ活用」の成功ルールを学んでみませんか。

 

 

 

私、大杉潤は、「まちの本屋」再生プロジェクトとして、クラウドファンディングにより、読書交流会トークショー・イベントを開催しています。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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