『知らないと増えない、もらえない妻のお金　新ルール』｜合同会社ノマド＆ブランディング大杉潤

「年収の壁が問題になっている昨今、働き方やお金のことで迷っている方も多いのではないでしょうか。この本は、そんな女性たちのための一冊です。」と述べている本があります。

本日紹介するのは、ファイナンシャルプランナー（ＣＦＰ認定者）、社会保険労務士、経済セッセイスト、国民年金基金連合会理事の井戸美枝さんが書いた、こちらの書籍です。

井戸美枝『知らないと増えない、もらえない妻のお金　新ルール』（講談社）

『知らないと増えない、もらえない妻のお金　新ルール』【Amazon.co.jp限定特典　申請すればもらえる！得する！お金リストつき】

この本は、働く妻、扶養妻、専業主婦妻、元妻など、すべての「妻」のためのお金の本です。

本書は以下の５部構成から成っています。

１．家のお金は妻のお金じゃありません！

２．”年収の壁” を超えないのがほんとうに得？

３．子供がいても自分らしく働くために

４．家計の泣きどころ、教育費で失敗しない！

５．最後は一人。老後のお金は自分で作る

この本の冒頭で著者は、「新しいことを始めたいとき、何かから逃げたいとき、大切な誰かを守るためにもお金がいります。お金の仕組みや制度については、知識があるかないかが分かれ道。知らないだけで損をすることがある世界です。まずは第一歩、踏み出してみましょう。正しい知識を身につければ、もやもやとした不安から解放されるはずです。」と述べています。

本書の前半では、「家のお金は妻のお金じゃありません！」について以下のポイントを紹介しています。

◆ 夫が稼いだお金はあくまでも夫のものでしかない

◆ 節約だけではインフレに対抗できない

◆ 夫の収入がなくなることだってあり得る

◆「壁」を超えなければ、将来的にジリ貧

この本の中盤では、「”年収の壁” を超えないのがほんとうに得？」および「子供がいても自分らしく働くために」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 106万円の壁がなくなると多くの人が扶養を外れ、社会保険に加入する

◆ 130万円の壁は、国民年金と国民健康保険の壁

◆ 国民年金と厚生年金の違いは大きい

◆パートは損な働き方で、実はもったいない

◆ 自分を守るために、労働条件はしっかり確認する

本書の後半では、「家計の泣きどころ、教育費で失敗しない！」および「最後は一人。老後のお金は自分で作る」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。