「行動することは何よりも大切です。そして、それを何かしらの『結果』につなげるためには、『続けられるかどうか』が重要なのです。」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、長野県出身で中央大学卒業、脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発、これまで12,000人以上のリーダーのセルフマネジメント・キャリア構築などの悩みを解決してきた、メンタルコーチで株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役の大平信孝さんが書いた、こちらの書籍です。
大平信孝『「続けられる人」だけが人生を変えられる』(青春文庫)
この本は、内容を実践することによって「楽しく」「簡単に」「1日1分で」あなたが続けたいと思ったことを、習慣化できるようになり、夢を実現することができる書です。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.まえがき-続けられる人がすべてを手に入れる
2.「続けられない自分」を変えられない理由
3.続けられる自分になれる方法とは
4.習慣を変えるその前に、自分を大切にする
5.習慣化ノートのつくり方
6.一冊のノートで人生を変えられる理由
7.「習慣化」を加速させる方法
8.おわりに-「心の声によりそい」なりたい自分になる方法
9.あとがき
この本の冒頭で著者は、「本当に習慣化する必要があるか?」を問いかけ、「あなたにとって、人生のカギになることを習慣化すること」と提言しています。
人生のカギになる習慣のことを著者は「キーハビット」と呼んでいます。
そして、習慣を味方にすれば、夢や目標を加速実現することができ、人生を変えられるのです。
続いて、「続けられる人」の特徴やその行動のポイントを、著者は以下の通り挙げています。
◆「続ける」のがうまい人は、「行動」を小さくするのが上手
◆ 目的は「ゴールの感動」、目標は「ゴールテープ」で、目標よりも目的が大事
◆ 未来を味わうことを習慣化する「未来アンカリング」を活用する
次に、「続けられない」原因として、著者は以下の3つを挙げています。
1.本当は続けたいと思っていない
2.自分には続けられないと思い込んでいる
3.行動するときに「面倒くさい」「続けるのが難しい」と感じている
本書の後半では、感情のゴールを設定する「習慣化ノート」を紹介しています。この「習慣化ノート」の詳細やつくり方については、この本を手に取って確認してください。
ここでは「習慣化ノート作成の7ステップ」のみ、以下に紹介しておきます。
1.「味わいたい!」と思う場面をいくつかイメージする
2.味わいたい感情(感情のゴール)を書き出す
3.感情のゴールを絵や写真でビジュアル化する
4.感情のゴールを味わう日記を記入する
5.もし習慣化しなかったら味わう最悪の状況や感情を書き出す
6.ゴール実現のためにできる10秒アクションを5つ書き出す
7.書き出した10秒アクションから3つに絞り込む
この本の最後で著者は、「行動」を「習慣化」して夢を実現しようと思っても、次の7つの壁がポイントになる、と指摘しています。
◆ なんとなく、夢や目標がしっくりこないので続けられない
◆ 結局、三日坊主で終わってしまう
◆ 急な予定や仕事に振り回されて、続かない
◆ 途中で飽きてマンネリ化して、やめてしまう
◆ ある程度は続けられるけれど、モノになる前にやめてしまう
◆ 悪習慣をやめたい
◆ 夢や目標を加速実現させたい
あなたも本書を読んで、「続けられる力」を身につけ、「続ける」ことで人生を変えてみませんか。
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