「投資は未来の自分へのプレゼント」――そんなテーマを小説のかたちで伝える、ユニークな一冊があります。
本日紹介するのは、2020年秋に47歳で資産1億円&年間配当120万円(手取り)とともに約25年間勤務した会社を退職して自由になった桶井道(おけい どん)さんと、2019年に勤めていた出版社から逃げ出し、貯金ゼロになって警備員として慎ましい生活を送りながら、現在はブックライターとして活動中の堀田孝之さんの共著によるこちらの書籍です。
桶井道・堀田孝之『時をかける貯金ゼロおじさん 35年前に戻った僕が投資でゆっくり「億り人」になる話』(KADOKAWA)
この本は、投資未経験者から経験者まで幅広い読者に向けて、「なぜ投資が必要なのか」「どう投資すべきか」を物語形式でやさしく伝える “投資×自己啓発×タイムリープ小説” です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.【選択】投資の前に「生き方」の見直しを
2.【信頼】成功の秘訣はひとつだけ「鉄板銘柄を買い続けろ」
3.【勝負】投資で「一度きりのチャンス」をつかめ
4.【飛躍】人生を「ネクストステージ」に進める投資戦略
5.【危機管理】「心配事の1割」は起こるから投資で備えよ
6.【夢】FIREは夢をかなえる「パスポート」
7.【利他】投資で「利他の人」になれ
本書の前半では、「なぜ投資が必要なのか」という主人公の気づきが描かれ、次のメッセージが提示されています。
◆ 貯金ゼロ・老後不安という“今のリアル”からの再出発
◆ 投資とは“未来の自分”を助けるための準備である
◆ 「今からでも間に合う」と気づいた瞬間から人生は変わる
◆ 無知が招く“後悔の老後”を回避するために学ぶ
◆ 投資の第一歩は「人生の設計」から始まる
本書の中盤では、「具体的な投資戦略と心構え」が語られ、以下のポイントが紹介されます。
◆ 鉄板インデックス(S&P500など)を長期・分散・積立で買う
◆ 資産運用は“勝つため”ではなく“備えるため”にある
◆ 投資は「心配の1割」に備えるリスクヘッジでもある
◆ FIRE=夢をかなえる手段としての投資
◆ 投資を通じて“利他的”な行動ができる人間に進化する
本書の後半では、「自己変容と成長の物語」として、投資が人生そのものをどう変えるかについて語られます。主なポイントは以下の通り。
◆ 投資は「人生のネクストステージ」に導くスキルである
◆ 時間を味方につけて“ゆっくり億り人”を目指す
◆ 投資は“手段”であって、“目的”は自己実現にある
◆ 小さな行動の積み重ねが大きな変化を生む
◆ 投資を通じて「人に喜ばれる存在」になろうとする姿勢
この本の締めくくりとして著者は、「“投資は未来の自分への贈り物”。この物語がその一歩になることを願っています」と読者に呼びかけています。読み終えたとき、「今すぐ行動したい」と心から思える、そんな一冊です。
あなたも本書を手に取り、物語の中の主人公と一緒に、“人生の再スタート” を踏み出してみませんか?
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では、今日もハッピーな1日を!【3782日目】