「どん底から全米一の営業マンになったフランク･ベドガーと、アメリカ建国の父ベンジャミン・フランクリンには共通の人生観があった」と紹介する書籍があります。
本日紹介したいのは、３日連続で社会教育家の田中真澄さんの著書になりますが、こちらの本です。
田中真澄『人生を好転させる情熱の人生哲学』（ぱるす出版）
この本は、アメリカ独立宣言の起草者のひとりとして知られるベンジャミン･フランクリンの著書『フランクリン自伝』を読んで、そこに記されていた「１３項目の徳」を実践したフランク･ベトガーの成功について書いています。
ベトガーはアメリカ大リーグをケガで引退して生命保険の外交員となり、苦労の末、フランクリン方式（１３項目の徳）を実践した結果、全米トップの保険外交員になりました。
ベトガーはカーネギーの「話し方教室」に通って、『フランクリン自伝』に出会ってから人生が変わったのです。ベトガーも成功をおさめた後に、その自伝として、『 How I Raised Myself from Failure to Success in Selling 』 を書きました。
日本でも翻訳され、『私はどうして販売外交に成功したか』（ダイヤモンド社）として出版され、５０年以上経過した今でも、日米でともにロングセラーとして読まれ続けています。
ベトガーにこの本の執筆を薦めたのはカーネギーだということです。
本書は、ベトガーの唱えた「１３法則」に沿って、以下の５部構成に分類して書かれています。
１．情熱の人フランク・ベトガーに学ぼう
２．心に変革を起こせ
３．時を尊重する
４．言葉の魔力に目覚める
５．ベトガーの１３法則を実行しよう
ベトガーの提唱し実践した「１３の法則」を最後に紹介しておきます。
１．情熱を身につける
２．笑顔を磨く
３．他人の立場から考える
４．相手を主役に立てる
５．誠実に生きる
６．サービスと見込み客への備え
７．自己管理・自己組織化を図る
８．専門知識の学習時間を確保する
９．販売締結への誘導
１０．感謝と称讃
１１．名前と顔を覚える
１２．沈黙と傾聴
１３．謙虚さと質問
以上の「１３法則」の中で、なんと言ってもビジネスの基本になるのは、第一番目に挙げた「情熱」です。あなたも本書を読んで、営業のみならず、ビジネスの基本や原理原則を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな１日を
