書評ブログ

『トーキングブルースをつくった男』

「古舘伊知郎という名前を聞いて、何を思い浮かべるだろうか。」と問いかけ、「古舘のすぐそばに、佐藤孝という人物がいたことを知る人は少ない。1984年に設立された古舘プロジェクトの社長(現会長)だ。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、1968年愛媛県生まれ立教大学野球部4年時に、23年ぶりのリーグ優勝を経験、卒業後にぴあに入社し、KADOKAWAなどで編集者として活躍したのち独立し、現在は作家として野球に関する著書を多く世に出している元永知宏さんが書いた、こちらの書籍です。

 

元永知宏・協力:株式会社古舘プロジェクト『トーキングブルースをつくった男』(河出書房新社)

 

 

この本は、古舘プロジェクト創設から30年以上を経ても変わらない看板タレント・古舘伊知郎と経営者・佐藤孝の関係、その半生をたどりながら、ふたりの真ん中にある「トーキングブルース」に迫っている書です。

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

1.東京下町生まれのおぼっちゃまの憂鬱

2.炭鉱町の記憶、父母の哀しみ

3.社長の履歴書

4.トーキングブルース前夜

 

5.姉の死をこえて

6.人の運命を変える男

7.毎日が「トーキングブルース」の日々

8.浦島太郎の逆襲

 

 

この本の冒頭で著者は、「テレビ局をやめ、フリーになってテレビ界を自由自在に泳ぎ回る古舘に、耳の痛いことを言う人は多くない。だからこそ、佐藤は怖い存在だった。」と述べています。

 

 

本書の前半では、東京下町生まれのおぼっちゃまの憂鬱」「炭鉱町の記憶、父母の哀しみ」および社長の履歴書」について、以下のポイントを紹介しています。

 

◆ 親に甘やかされた少年時代

◆ 新日本プロレスの中継で冴えた「古舘節」

◆ 人生を変えた放送作家・腰山一生

◆ テレビ朝日を退社してフリーアナウンサーに

◆ 佐藤を社長に放送作家・腰山ほかで古舘プロジェクト設立

 

◆ 古舘は勉強する人間じゃない

◆ ブルースの意味を知っていた佐藤

◆ 順調に船出した古舘プロジェクト

◆ 三越、編集プロダクションで学んだ佐藤

◆ 商売で不遇の時期を過ごした佐藤

 

 

この本の中盤では、トーキングブルース前夜」「姉の死をこえて」および人の運命を変える男」について説明しています。主なポイントは次の通り。

 

◆ トーキングブルースの試行錯誤

◆ 修羅場をくぐった者だけがわかる波動

◆ トーキングブルースに隠された意味

◆ 姉の死を乗り越えて

 

◆ トーキングブルースの潮目が変わった4回目

◆ 46歳の腰山を襲った病魔

◆ 未経験の放送作家を現場に放り込む

◆ 腰山からみんなが受けた恩

 

 

本書の後半では、毎日がトーキングブルースの日々」および浦島太郎の逆襲」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ 50歳になる年に「報道ステーション」(テレビ朝日)のメイン・キャスターに

◆ 放送作家・腰山の死に続く、幼い頃からの親友の死

◆ 古舘の父母の思い

◆ 古舘伊知郎を誰も知らない

◆ トーキングブルース、再び!

 

 

この本の締めくくりとして著者は、「本書では、芸能界を自由自在に泳ぐ古舘伊知郎とそれを陰で支える淵立ちプロジェクトの佐藤孝、ふたりをつないだ放送作家の腰山一生について書いた。」「3人は励まし合い、憎しみ合い、高め合い、時に真剣に斬りつけ合いながら生きてきた。」と述べています。

 

そして、「佐藤が提案し、古舘が喋りまくるトーキングブルースはこれからもずっと続いていくだろう、」と加えています。

 

 

あなたも本書を読んで、トーキングブルースをつくった男たちの半生や舞台裏を感じてみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2969日目】