「会社を辞めるつもりはないものの、出世を目指してがむしゃらに働きはせず、最低限やるべき業務をやるだけの状態」、すなわち「働いてはいるけれど、積極的に仕事に意義を見出していない」という意味の「静かな退職」について紹介・解説している本があります。
本日紹介するのは、1964年東京生まれ、大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートエージェント)入社、新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わり、リクルートワークス研究所にて雑誌『Works』編集長を務めたのち、2008年にHRコンサルティング会社サッチモを立ち上げ、現在はサッチモ代表社員、大正大学表現学部客員教授の海老原嗣生さんが書いた、こちらの書籍です。
海老原嗣生『静かな退職という働き方』(PHP新書)
この本は、静かな退職を望む本人(従業員)と、彼らと対峙することになる周囲・上司・会社ー両方に対して、「静かな退職」を軟着陸させるための説明をしている書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.日本にはなぜ「忙しい毎日」が蔓延るのか
2.欧米では「静かな退職」こそ標準という現実
3.「忙しい毎日」が拡大再生産される仕組み
4.「忙しい毎日」を崩した伏兵
5.「静かな退職」を全うするための仕事術
6.「静かな退職者」の生活設計
7.「静かな退職」で企業経営は格段に進歩する
8.政策からも「忙しい毎日」を抜き去る
この本の冒頭で著者は、「
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では、今日もハッピーな1日を!【3688日目】