書評ブログ

『ハマシマさん、資産運用のコツを教えてください』

「新NISAのスタートを期に、投資信託はますます多くの人に注目され、活用されていくと思います。」「だからこそ、、投資信託に関する基本的な知識と、投資するファンドの選び方をぜひ学んでおいてください。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1965年兵庫県生まれ、信州大学経済学部卒業後、新日本証券(現みずほ証券)に入社、資産運用法人営業に従事し、横浜西口支店他4店舗の支店長を務めた後に独立して、真にお客様の役に立つ金融サービスの提供を目指し、株式会社WealthLeadを創業、シニア・プライベートバンカー濱島成士郎さんが書いた、こちらの書籍です。

 

濱島成士郎『証券会社が勧めた投資信託で100万円損しています! ハマシマさん、資産運用のコツを教えてください』(ビジネス社)

 

この本は、「これならお勧めできる」と思われる投資信託をピックアップするとともに、投資信託の選び方、買い方などについてまとめた書です。

 

本書は以下の8部構成から成っています。

1.証券会社に勧められた投資信託で100万円損しています!濱島さん、なんとかしてください!

2.「投資信託」って買ったほうがいいんですか?

3.投資信託の基礎知識

4.投資信託はここで買う

 

5.資産運用アドバイザーが心の底から勧める投資信託

6.より有利に運用するためのアイデア9選

7.日本でもっとも信頼されている資産運用アドバイザーが勧める投資信託13選

8.濱島さんに頼ったら、なんとかなりそうになった!

 

この本の冒頭で著者は、「バブル経済崩壊後の30年間でさまざまな改善・改革が行われた結果、個人投資家にとって良い方向かつ大きな変化を遂げた金融商品は、投資信託をおいて他にはない」と述べています。

 

本書の前半では、「証券会社に勧められた投資信託で100万円損しています!濱島さん、なんとかしてください!」および「投資信託って買ったほうがいいんですか?ついて、以下のポイントを説明しています。

◆ ファンドラップならぬファンドトラップ(罠)

◆ ようやく「貯蓄から投資へ」の時代に

◆ デフレからインフレへの転換、インフレを甘く見てはいけない

◆ 投資信託は資産形成、資産運用に最適な商品

 

この本の中盤では、「投資信託の基礎知識」「投資信託はここで買う」および「資産運用アドバイザーが心の底から勧める投資信託」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 投資信託は、ただの「箱」

◆ この10年で投資信託の商品性は格段に向上

◆ コストは「総経費率」をチェックする

◆ 実は破綻リスクに強い投資信託

 

◆ 新NISAつみたて投資枠の品揃えは買う金融機関で大きな差

◆ 日本で設定・運用されている投資信託は6,000本

◆ 純総資産額、信託期間、総経費率、

◆ 投信ブロガーが選ぶ「Fund of the Year」を参考に

 

本書の後半では、「より有利に運用するためのアイデア9選」「日本でもっとも信頼されている資産運用アドバイザーが勧める投資信託13選」および「濱島さんに頼ったら、なんとかなりそうになった!」について考察しています。主なポイントは以下の通り。

◆ 新NISAは最短最速で1,800万円を積み上げる

◆ 新NISAと iDeCo を併用する

◆ 預金は360万円あればいい

◆ ベースは「オルカン」、ポートフォリオは定期的に見直す

 

◆ オススメ13選のトップ3は以下のインデックスファンド3本

① eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

② ニッセイ外国株式インデックスファンド

③ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 

この本の締めくくりとして著者は、インベストメント・ポリシー(投資方針)アセットアロケーション(資産配分)について語っています。詳細はぜひ、本書をお読みください。

 

あなたも本書を読んで、新NISAを核とする「資産運用のコツ」を学び、資産形成に活かしてみませんか。

 

ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

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では、今日もハッピーな1日を!【3343日目】