「一見複雑に見える “ 人間関係のあれこれ ” の裏にあるのは、“ 自分の気持ちをわかってほしい ” という、生まれたての赤ん坊みたいに純粋な気持ちです。」と説いている本があります。
本日紹介するのは、心理カウンセラーの心屋仁之助さんが書いた、こちらの書籍です。
心屋仁之助『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』(王様文庫)
この本は、日々、さまざまな「お悩み」と向き合っている著者の心屋さんが、ダントツに相談の数が多いという「人間関係」に関する相談について、アドバイスをしてくれるものです。
つまり、人づきあいで困らない人、好かれる人になるには、「自分の気持ちをわかってほしい」という、「心のしくみ」に気がつくだけでよい、ということです。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.自分の心を助けてあげると「あの人」との関係も解決する不思議
2.みんな「わかってほしい」「認めてほしい」だけ
3.もっと甘えてもバチはあたらないよ
4.心配のしすぎは、やめよう
5.誰も悪くないのに、苦しくなるのはなぜ?
6.ちゃんとモメないと本音はわからないよ
7.「ま、いっか」で人生がガラリと変わる
8.凸で凹を埋め合って、世の中は「ぴったり」と回っていく
本書の冒頭で著者は、「 “ 自分自身と向き合う ” ことで、自分の器が大きくなり、“ あの人との問題 ” も解決する・・・。」と述べています。
本書で伝えようとしているメッセージは、「自分の弱みや古傷や、気持ちを素直に出すことで、ラクになる」ということです。
具体的なメッセージで、心に響いたものを以下に紹介します。
◆ 「すねている」から気持ちがまっすぐに伝わらない
◆ 「そうなんだ」と認めるだけで相手は武器をおろす
◆ 「ダメな自分」を受け入れるキャンペーンをしてみる
◆ 自分の「弱み」を出したほうが人間関係はうまくいく
◆ 「借り」をつくっても、いいじゃないか
◆ 「空気を読むのをやめる」と世界が広がるよ
◆ 「みんなと同じじゃない自分」に〇をつけよう
◆ 心の「古傷」を抱きしめる
◆ 「やつあたり」をやめると人生は面白いほど変わる
◆ 「社交辞令ばかりの人間関係」では、つまらない!
◆ 気持ちをごまかすよりも「当たってくだけろ」
◆ 本音をガマンするから「争いの火種」が生まれる
◆ 他人も自分も「許す」と器がグンと大きくなる
◆ すべてにことは「思考」が先、「現実」が後
◆ 「それでいいよね」と肯定すると心が軽くなる
あなたも本書を読んで、新しい価値観を受け取ってみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を