書評ブログ

『すぐ動ける人の週1ノート術』

「行動力のある人とない人の違いというのは、ちょっとした違いなのです。」「私たちに必要なのは、日常の小さな事柄に対する行動力です。」と述べて、先延ばしがなくなるたった一つの習慣を提唱・解説している本があります。

 

本日紹介するのは、目標実現の専門家、メンタルコーチで、株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役大平信孝さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

大平信孝『先が見えなくても、やる気が出なくても  すぐ動ける人の週1ノート術』(PHP研究所)

 

この本は、1冊のノートで悩みすぎ状態から抜け出し、即断即決できるようになる書で、次のような人に向けて書かれました。

◆ 考えてばかりで動けない自分が嫌いだ

◆ 自己肯定感が低く、なかなか新しいことに挑戦できない

◆ これからの時代やっていけるのかと考えると不安しかない

 

本書は以下の6部構成から成っています。

.不安があっても行動できる

2.行動の量を増やす「仮決め仮行動」

3.行動の質を上げる「軌道修正」

4.「ウィークリーノート」で行動力を高める-その書き方&活かし方

5.ウィークリーノートで人生が好転した3人の実例

6.ウィークリーノートを楽に続けていくコツ

 

この本の冒頭で著者は、「行動力を高める秘訣」として、たったひとつ「仮決め・仮行動し、週に1回ノートを使った軌道修正タイムを設ける」ことと述べています。

 

続いて、「不安だから行動しない」のは失敗パターンの王道であり、不安の正体と対処法として以下の5つを挙げて説明しています。

1.不安はなくならないことを知る

2.今の時代特有の不安の正体を知る

3.不安は否定しないで認める

4.自分の「不安の度合い」を把握する

5.紙に書き出し、対策を冷静に考える

 

とくに正解が見えなくても、先が見通せなくても、状況が刻々と変化していく中でも、仮決め仮行動・軌道修正していける力である「グレー力」が重要である、と著者は提唱しています。

 

そして不安になるのは、未来の理想や目標がある証拠であり、不安は決してネガティブなものではない、と本書では説明しています。

 

つまり不安を感じる人は「自責」であり、不満を感じる人は「他責」なのです。

 

この本の前半では、行動の量を増やす「仮決め仮行動」および、行動の質を上げる「軌道修正」について解説しています。主なポイントは以下の通り。

◆ 不安だからこそ、まず動いてみる

◆ 自分で決めて行動すると自己肯定感が回復する

◆ 仮決めのコツは、①1週間単位で決めていく、②「○○する」という肯定形で、の2つ

◆ 仮行動のコツは、①「10秒アクション」から始めてみる、②インプットから始めてアウトプットへ、の2点

 

◆ 未来志向で効果的な「振り返り方」をマスターする

◆ 軌道修正の効果的な3つの方法は、①3つの視点でチェック、②「時間・場所・人」のどれか1つを変える、③「できるはず」なのにできていなかったところをまずは埋める

◆ 軌道修正の周期としておすすめなのは「1週間」

◆ 「週1作戦会議」は自分自身にスイッチが入り、気分もよくなる

 

本書の後半では、ウィークリーノートの書き方&活かし方、ノートで人生が好転した3人の実例紹介、およびウィークリーノートを楽に続けていくコツについて解説しています。

 

ウィークリーノートの書き方次の4つのステップから成っています。

1.現状1:1週間のよかったこと、嬉しかったこと、感謝したいことを書く

2.仮決め:1週間の「勝手にマイベスト3」を書く

3.現状2:現時点での「悩み・課題・不安」を書く

4.仮行動:1週間のよかったことをバージョンアップするためのアクション、マイベスト実現のためのアクション、悩み・課題・不安を解決するためのアクションを書く

 

さらに「仮行動」を着実に実行するためのポイントとして以下の3つを挙げています。

◆ 書き出した仮行動ごとに「10秒アクション」を設定しておく

◆ やる気スイッチを活用する

◆ 即時フィードバック

 

また、月に1回もしくは数ヶ月に1回の定期ピットインも勧めています。具体的には「ピットインページ」という4分割で書いていくもので、詳細はぜひ、この本を手に取って確認してください。

 

次に3人(接客業28歳女性、ITスステムエンジニア32歳男性、大手企業管理職42歳男性)の「ウィークリーノート」の実践例を紹介していて参考になります。

 

最後にウィークリーノートを楽に続けていけるコツを紹介しています。主なコツは以下の通り。

◆ 基準を極限まで下げて、よかったことを見つける

◆ 振り返りが苦手な人は、一度立ち止まるだけでいい

◆ 10秒アクションはワンパターンでいい

◆ ますは「よかったこと3つ」を書き出すだけでいい

◆ 何もしたくないときは、ゴールを確認するだけでいい

 

この本の締めくくりとして著者は、「目標は情熱的に限りなく高く、行動は限りなく小さく10秒アクションから」という、本気で変わるための行動イノベーションの本質を繰り返し述べています。

 

あなたも本書を読んで、すぐ動ける人の週1ノート術を学び、実践してみませんか。

 

ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

 

では、今日もハッピーな1日を!【2499日目】