「決断して良かった!」と思える中古マンション売買の知識とノウハウが身につく本があります。
本日紹介するのは、マンショントレンド評論家、住宅ジャーナリストの日下部理絵さん、不動産コンサルタントの高橋正典さん、不動産コンサルタント、武蔵野不動産相談室株式会社代表取締役の畑中学さんが書いた、こちらのムック本です。
日下部理絵・高橋正典・畑中学『絶対に失敗しない!中古マンションの見極め方』(ビジネス教育出版社)
この本は、中古マンションの売買に必要な判断基準が具体的かつ簡潔にまとめられていて、前提となる不動産の各知識(価値観や動向、新築や中古の概要、管理状況、売買方法、資金計画や住宅ローン、リフォーム、売却のコツ)を詳述している本です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.コロナ禍で変わったマンション市況と最新トレンド
2.新築vs中古 マンションの購入・売却時に得するのはどっち?
3.失敗しない中古マンションの選び方
4.中古マンションの買い方
5.中古マンション購入に必要なお金
6.リフォーム・リノベーションのメリットとデメリット
7.賢いマンション売却のイロハ
この本の冒頭で著者は、「この1冊を通読すれば満足のいくマンション売買が必ずできます」と述べています。また、「本書の読み方・使い方」が掲載されていて、知りたいテーマとおおまかな内容を確認することができます。
本書の前半では、「コロナ禍で変わったマンション市況と最新トレンド」および「新築vs中古 マンションの購入・売却時に得するのはどっち?」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ テレワークが住まいの価値観を変え、マンションは「住まい+働く場所」へ
◆ マンション価格は2013年から右肩上がり
◆ 2016年は「中古マンション」元年で新築の供給戸数を上回る
◆ 国民の8人に1人が分譲マンション住まい
◆ 首都圏では中古マンションの供給戸数が多く買いやすい
◆ マンションは修繕を繰り返して管理していくもの
◆ 日本の住宅も購入時から売却を考える時代に
◆ 国際的に見てきわめて少ない日本の既存住宅流通シェア
この本の中盤では、「失敗しない中古マンションの選び方」「中古マンションの買い方」および「中古マンション購入に必要なお金」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 中古マンションの魅力は、①価格が安い、②自分好みのリフォーム、③実物を見て判断、希望エリアの選択肢が広い
◆ マンションの規模、部屋の階数・位置に注意
◆ マンションは管理を買え
◆ 契約時のスケジュール、重要事項説明書をしっかり確認
◆ マンション購入にかかる諸費用、住宅ローン、維持管理費用をチェック
本書の後半では、「リフォーム・リノベーションのメリットとデメリット」および「賢いマンション売却のイロハ」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ マンション購入とリフォームをセットで考える時代
◆「住宅リフォーム事業者団体」登録をチェック
◆ 仲介で売却と下取りの違い
◆ 売るだけではないマンション処分の選択肢(賃貸・リバースモーゲージ・相続)
この本の締めくくりとして「マンション売却失敗事例」が掲載されています。また、そのほかにリフォーム事例なども書かれており、参考になります。
あなたも本書を読んで、「中古マンションの見極め方」を学び、実践に活かしていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3314日目】