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『新NISA完全攻略 月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』

「新NISAをするかしないかで、あなたの人生は大きく変わります!」「新NISAとは、非課税投資枠1800万円をできるだけ早く埋める入金ゲーム」「老後もできるだけ長く運用を続けてお金を増やす集金ゲーム」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1980年奈良県生まれ、ネット関連会社にて8年間のサラリーマン生活ののち、一念発起して金融・起業の本をむさぼり読み独立エンターテインメント会社を興して売却し、その利益を米国株中心に運用し、「経済的自由」を獲得、現在は株式会社バイアンドホールド代表取締役社長、金融・起業スクール「Financial Free College」(FFC)代表山口貴大さん(ライオン兄さん)が書いた、こちらの書籍です。

 

山口貴大『新NISA完全攻略 月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』(KADOKAWA)

 

この本は、新NISAの仕組みと活用法を徹底的に、隅から隅まで、わかりやすく実用性重視で解説し、新NISAを賢く使いこなし、資産1億円を達成するための考え方やノウハウ、攻略法をすべて詰め込んだ書です。

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

1.新NISAは「始めなきゃ損!」と煽りゼロで断言できるワケ

2.ドルコスト平均法“最強神話” を揺るがす新NISAの【億り人】戦略

3.リターンが死ぬほど変わる「頭のいい人」のファンド選定術

4.「米国株 vs 全世界株」不毛なマウント合戦の“最終結論”

5.「年金+分配金>生活費」の“無敵定年” を最速達成する法

6.「インデックスが報われない未来」に備える一つの方法

7.「世界一安全な資産」米国債でリスクとリターンを“最適化”

 

この本の冒頭で著者は、「新NISAで1億円を作るのは簡単!」と述べています。

 

 

本書の前半では、「新NISAは始めなきゃ損!と煽りゼロで断言できるワケついて、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 新NISAの違いは非課税枠の拡大と再利用

◆ 非課税投資総額1800万円、年間投資上限額360万円に拡充

◆ 死ぬまで非課税運用、よみがえる非課税枠!

◆ 新NISA口座はネット証券で決まり

◆ 新NISA最大のミッションは、長期で複利運用を続けること

 

 

この本の中盤では、「ドルコスト平均法“最強神話” を揺るがす新NISAの【億り人】戦略」「リターンが死ぬほど変わる頭のいい人のファンド選定術」および「米国株 vs 全世界株 不毛なマウント合戦の“最終結論”」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

 

◆ 新NISAは、①入金期間、②ほったらかし期間、③集金期間に分かれる

◆ FIRE4%ルールを使った低率取り崩し

◆ 特定口座の資金は新NISAに移し替え

◆ インデックスファンドで長期・分散・つみたて投資

 

◆ S&P500連動投資は「eMAXIS Slim S&P500」または「SBI・V・S&P500」

◆ 全世界株式は「eMAXIS Slim全世界株式インデックスファンド」または「SBI・V・全世界株式インデックスファンド」

◆ 米国株と世界株、リスクに大差なし

◆ S&P500か全世界株式かは好みの問題、迷ったら半々でいい

 

 

本書の後半では、「年金+分配金>生活費の“無敵定年” を最速達成する法」「インデックスが報われない未来に備える一つの方法」および「世界一安全な資産米国債でリスクとリターンを“最適化”」について考察しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ 成長投資枠が新NISA攻略の肝

◆ 成長投資枠で高配当ETF投資も

◆ インデックス投資は15年が分岐点

◆ 米国企業は連続増配株の宝庫

 

◆ S&P500の平均リターンは年9.9%

◆ 米国株凋落のリスクはあるため、金や暗号資産に一部を分散

◆ コア・サテライト戦略でスキルアップ

◆ 米国債券ETFは絶好の仕込み時

◆ 債券ETFとS&P500は逆相関

 

この本の締めくくりとして著者は、「お金の知識と経験はお金より大切」と述べています。あなたも本書を読んで、新NISA完全攻略法を学び、実践してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3283目】