「短さを正しく追及すると、自動的にその説明はわかりやすくなっていくのです。」と説き、「新時代のルールは『説明は速く伝わるほどいい』なのです。」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、博報堂所属のコピーライターで、世界最高の広告賞であるカンヌ国際クリエイティニティフェスティバルの金賞をはじめ、国内外で80以上の賞を獲得している中村圭さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
中村圭『説明は速さで決まる~ 一瞬で理解される「伝え方」の技術 ~』(きずな出版)
この本は、著者がコピーライターとして身につけ、考案した「話をわかりやすく、そして短く伝え、『速い説明』のノウハウ」をまとめた書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.説明にスピードが求められる時代になった
2.ターゲット思考 いらない言葉を削り、適切な言葉を探す技術
3.最速説明マップ 説明の要素を把握し、最速ルートをつくる技術
4.透明ルート標識 話の道筋を一瞬で理解してもらう技術
5.脳内ナビ・ワード 相手を話に引き込んで、最後まで飽きさせない技術
6.無意識クラクション ポイントをさりげなく強調して、印象に残す技術
7.シチュエーション別でみる「説明のコツ」
この本の冒頭で著者は、本書を読んで実践することにより、以下のように変化する、と述べています。
◆ 途中で言葉に詰まったり、焦ったりせずに、最短・最小の言葉で物事を説明できる
◆ 不安でしかたなかった説明の場面が、ワクワクするものになる
◆ 説明ができないことで低かった評価が、あっという間に改善する
現代のような忙しい社会では、「相手の時間を奪わない説明が一番評価される」と、著者は説明しています。
つまり、情報過多の時代になり、短い説明の重要性が増しているのです。また速い説明ができるかどうかで自分の収入すら変わる時代なのです。
そして本書では、次の通り、速い説明のノウハウが紹介されています。
◆ まずは文章から短くする
◆ 音読で流れの悪いところを見つける
◆ 書いてから削れば、文章は洗練されていく
◆ 説明が苦手な人は、説明に必要な内容を把握できていない
◆ 説明は分解すれば怖くない
◆ 頭の中の説明マップを相手にも共有させる必要がある
◆ 専門用語も例えれば、わかりやすい
◆ 数字はあいまいなイメージを具体化してくれる
◆ 体験談を説明に組み込むことで、ストーリー性を組み込むこみ、相手の注意を引く
◆ 自分が一度考えた目標を、言葉の技術を使って、自分の心をつかむようにしていく
あなたも本書を読んで、一瞬で理解される「伝え方」の技術を学び、説明は速さで決まることを実感してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!