「何を知っているかではなく、何をしているかが問題なのだ」と提唱している本があります。
本日紹介したいのは、家出少年から日本No.1のモティベーターになった、アチーブメント株式会社代表の青木仁志さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
青木仁志『成功への選択』(あさ出版)
この本は、17歳で社会に出て、厳しい家庭環境の中で育っても挫けることなく、むしろその時の体験をバネにして頑張り、結果を出してきた著者の青木仁志さんの原点から現在までの考えを俯瞰した書です。
著者がこの本で伝えたかったのは、「人は誰でも、その人が考えている通りの人間になれる」ということです。
長年にわたる能力開発のスペシャリストとしての活動から、青木さんは、人の「成功と失敗の習慣」を深く研究し、最終的に得られた結論は、「考え方が変われば人生が変わる」ということだ、と述べています。
著者が言う「考え方」とは、「考え方を選択する」という考え方で、「考え方は選べる」というものです。
そのベースは、他の著書でも述べていますが、アメリカの精神科医のウィリアム・グラッサー博士の「選択理論」です。
この「選択理論」は、著者の能力開発活動のベースになっている理論で、つねに自分自身の行動が、目的・目標達成に役立つものかを問いかけ、選択する、という考え方です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.負けない力のつくり方
2.自立した人間になるために
3.仕事で自分を磨く
4.ほんとうに強い組織とは
この本は、著者の青木さんの生い立ちから始まっています。そして、セールスマンとして鍛えられ、結果を出し、独立してアチーブメントを設立するまでの経験が赤裸々に描かれていて心打たれます。
そして、アチーブメントを創業してから伝え続けてきたこととして、「選択理論」を紹介しています。
さらに、自ら創業した会社をいかなる思いで経営してきているかについて、次のようなメッセージを記していて、私は深く感銘を受けました。
◆ 豊かな人間とは、人に与えられる人間
◆ 「人のための行動かどうか」が選択の基準
◆ 目的があれば打たれ強くなれる
◆ 幸せも成功も主観にすぎない
◆ とにかく一生懸命に行動すること
◆ 一日一生と思って生きる
◆ 働くことは、人によって自分が磨かれること
◆ 恩に報いることに全力を尽くす
◆ 人につくすことで、人は高みに上ることができる
◆ 行動しなければ知らないのと同じ
◆ 会社づくりは人づくり
◆ 社員は会社にとって命そのもの
◆ 「強い会社」は自立した社員の集合体
◆ 重要なのは内発的動機づけ
◆ あらゆる生き物は逆境の時に成長し、順境の時に衰退する
本書の最後に、「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズの著者で知られる坂本光司さんとの以下の共著が今回の出版のもとになったことを紹介しています。
年齢、業種を問わず、仕事で結果を出して、幸せな人生を送りたい、すべての人に読んでもらいたい本として、本書を心から推薦します。
あなたもこの本を読んで、「成功への選択」をして、輝く人生を手に入れてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を