「安定と自由が同時に手に入るプライベートカンパニーは会社員こそつくらないと損!」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、大学卒業後、M銀行を経て、「裕福になる能力」を身につけるセミナーを行って独立し、現在は非営利型一般社団法人お金のソムリエ協会 会長の坂下仁さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
坂下仁『サラリーマンこそプライベートカンパニーをつくりなさい』(フォレスト出版)
この本は、「正しい考え方」をすることで、「裕福になる能力」を身につけ、お金が自然と増えるようになることを伝えるために書かれました。その「正しい考え方」を「お金のシムリエメソッド」と著者は呼んでいます。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.プロローグ 破産しかけた銀行員
2.趣味と特技をお金に替えて、お金の不安にサヨナラする
3.妻が社長で子どもが株主、夫はよその会社員
4.絆の上を歩けばすぐに、裕福な未来に到着する
5.マネーエンジンを翼に乗せて世界中を飛び回れ!
6.エピローグ お金の奴隷を辞めて、お金のソムリエになる
この本の冒頭で著者は、「お金=感謝の気持ち」だと述べています。つまり、裕福になりたければ1人でも多くの人に喜んでもらい、喜ばれる質を上げる必要があります。
例えば、パイナップルの皮は、普通なら捨ててしまう価値のないゴミですが、それを原価50円のアイスティーの容器にした瞬間に1,600円で売れるので、アイデアの勝負というわけです。
続いて、著者が主宰する「お金のソムリエ協会」のメンバーが実践する事例やポイントとして、次のようなものを挙げています。
◆ 写メを撮ってブログで公開するとお金がもらえる(「おひるねアート」)
◆ 失敗や挫折を経験した後、それを克服して乗り越えるストーリーを公開して共感を集める
◆ 学び、お金、健康など大切なものほど、コツコツ続けなければ手に入らない
◆ 不動産事業など複数のマネーエンジンを作る
◆3時間と7万円あれば、パソコンひとつで合同会社のプライベートカンパニーを作れる
また、著者仲間としてよく存じ上げている古川美羽さん、大城幸重さんの実践例も紹介されています。古川さん、大城さんの著書とブログに掲載した書評ははこちらです。
さらに、著者が提唱するプライベートカンパニーについて、以下の点がポイントになります。
◆ 独り占めするより仲間と分かち合う方が裕福に近づく
◆ 進学校の法則(=同じ思いの仲間同士で絆を強めると、メンバー全員のレベルが底上げされる
◆ 最終的には自分で判断。コツは「信じない、疑わない、確認する」
◆ 2050年までの人口予測(国連データ)で、最も人口が減るのは中国(▲ 3,257万人)、2番目が日本(▲1,918万円)
◆ 2050年までのGDP成長率予測では、GDP上位32ヶ国中、日本は最下位の32位
また、シンガポール国立大学元教授の清水千弘氏から研究グループでの調査によれば、2040年頃には、日本の住宅価格は46%下落する、と予想しています。
本書の最後では、著者が手掛けている海外不動産投資のメリットや、お金と時間と自信に満ちた「人生の自由」を選択することを推奨しています。
著者の坂下仁さんは、『妻社長シリーズ』で有名で、私も以下の2冊とも読んで感銘を受け、3年半前に自ら実践、妻が社長の合同会社を立ち上げてフリーになりました。こちらもとてもいい本です。
あなたもこの本を読んで、「お金のソムリエメソッド」を身につけて、プライベートカンパニーをつくってみませんか。
2020年4月19日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』【第69回】サラリーマンこそ作るべき「プライベートカンパニー」にて紹介しています。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊ビジネス書速読法「7つのポイント」』 (定価 9,990円)を、こちらのサイトにて販売しています。
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では、今日もハッピーな1日を!