「時短のワザが身につけば、無駄な仕事に振り回されずに、トップスピードで仕事ができる!」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1991年リクルートグループ入社、法人営業職に従事して、プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰を4回受賞、2011年に研修会社の株式会社らしさラボを設立、年間200回を超えるセッションを行っている同社代表取締役の伊庭正康さんが書いた、こちらの書籍です。
伊庭正康『無駄ゼロ、生産性を3倍にする 最速で仕事が終わる人の時短のワザ』(明日香出版社)
この本は、「時短に対する主導権」を持つことこそ、人生、仕事の勝利者になる、という著者の想いを込めて、短時間で成果を出せる仕事のワザ(=時短の基本)をマスターするために書かれた書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.すぐやめよう! あなたを苦しめている「ムダ」とは
2.モヤモヤが消える! 「後回しにしない」テクニック
3.努力ではなく、結果を! 「最短で結果を出す」テクニック
4.努力ではなく、結果を! 「最短で結果を出す」テクニック
5.タスク処理を3倍速に! 「スピードアップ」テクニック
6.お願い上手になれる! 「人のチカラを借りる」テクニック
7.知らないと損! 「稟議をスムーズに通す」テクニック
8.集中して、「打合せを高速で済ませる」テクニック
この本の冒頭で著者は、「じゃ、まずは、スケジュールの基本を徹底しなさい」という、人生を変えた上司の言葉を紹介しています。
本書の前半では、「すぐやめよう! あなたを苦しめているムダとは」および「モヤモヤが消える! 後回しにしないテクニック」について、以下のポイントを説明しています。
◆「主作業」にパワーを集中させ、「不随作業」「ムダ作業」は人に任せる
◆「メール」「資料」「会議」のムダ3大タスク
◆ ムダをやめるECRS(イクルス=排除・統合・変更・単純化)
◆「時短ゲーム」は、「締め切りの主導権」で決まる
◆ 仕事増やし魔には、逆提案を
◆ 5分で終わるなら、この瞬間に済ませる
◆ 不安があるなら、リスクを書き出す
◆「サイキングアップ法」でやる気を出す
この本の中盤では、「努力ではなく、結果を! 「最短で結果を出す」テクニック」「努力ではなく、結果を! 「最短で結果を出す」テクニック」および「タスク処理を3倍速に! 「スピードアップ」テクニック」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 短時間で結果を出す「Focus & Deep」
◆ 短時間で結果を出すなら、「量」ではなく、「律」を高める
◆ 先に「勝ち筋」を作れ
◆ 短時間でアイデアを生み出すには、「物事の関連性」を見つけ出す
◆「タイムプレッシャー効果」で集中力をアップ
◆ 最高の集中力「フロー」
◆ つまらない仕事でも、「TKK(楽しく、簡単に、効果を確認)」で集中
◆ 何が何でも、箇条書きで
本書の後半では、「お願い上手になれる! 人のチカラを借りるテクニック」「知らないと損! 稟議をスムーズに通すテクニック」および「集中して、打合せを高速で済ませるテクニック」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ アポイントの候補日時は、こちらから3つ出す
◆ 稟議を通すには、「決裁者」「反対者」「賛成者」の3人に根回しする
◆ 対立した時は、論点の抽象度を上げる
◆「生の声」を盛り込む
◆ 先に「おとしどころ」を決めておく
◆ 資料は1枚にまとめるのが正解
◆ アジェンダには、所要時間を入れる
◆ 何かを決める会議は、参加者を7名までにする
この本の締めくくりとして著者は、「自分自身を管理して、時間に対する主導権を持つ、これこそがあなたを人生の成功者にする最大の鍵である」と述べています。
あなたも本書を読んで、「最速で仕事が終わる人の時短のワザ」を学び、実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3206日目】