「親子副業とは、現在40代、50代の方が60歳を超えて会社を定年退職した際に、しっかりとしたセカンドキャリアを築いていくための新しい副業スタイルです。」と述べている本がります。
本日紹介するのは、金融会社でシステムエンジニアとして20年以上勤務し、コロナ禍で休校中だった中学2年生の息子と一緒に副業で株式会社バビロニアを設立、現在は同社代表取締役(息子が社長)の野田拓也さんが書いた、こちらの書籍です。
野田拓也『親子副業:親のセカンドキャリアと子どもの“稼ぐ力”が手に入る』(大和出版)
この本は、著者が商標登録をした「親子副業」について、自らの体験をもとに、その必要性、成功させるための方程式、向いているビジネス、会社を作っていく手順、「攻め」と「護り」の準備、収益を上げ続けるためのサイクルを回す方法を紹介・解説している書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.行く先不安な時代を、安心して生きるために
2.「親子副業」で今から始める未来への投資
3.「親子副業」で成功するための考え方
4.「親子副業」に適したビジネスモデル
5.「親子副業」ならではの法人の作り方
6.「親子副業」で良いスタートを切るための準備
7.「親子副業」で利益を出し続ける仕組み
8.稼ぐ力で、豊かな未来を手に入れよう
この本の冒頭で著者は、「お金持ちになるには会社員のように雇用される側ではなく、会社を作る側になることが必要だ、ということに気づきました。」と述べています。
本書の前半では、「行く先不安な時代を、安心して生きるために」「親子副業で今から始める未来への投資」および「親子副業で成功するための考え方」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ 副業で自分の会社を持ってセカンドキャリアの準備を始める
◆ 定年後にいきなり起業するのはリスクが高い
◆ 40代、50代から「親子副業」を始めると成功確率が上がる
◆「親子副業」ならではのメリットがある
◆ 親子副業の成功方程式:Why-Who-How-What-How Much-Where-When
◆ 社会課題ん解決へ昇華させる
◆ 差別化要因や強みは自分で創り出すもの
◆ 子どものモチベーションを維持する
この本の中盤では、「親子副業に適したビジネスモデル」「親子副業ならではの法人の作り方」および「親子副業で良いスタートを切るための準備」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 失敗しない4つのポイント:①大きなコストがかからないか、②集客がしやすいか
◆ ③人や社会への貢献になるか、④親子でできるか
◆ 親子副業に適した鉄板は「教育ビジネス」
◆ 子どもの「好き」や「得意」を教える
◆ 好きや得意を活かす「モノづくりビジネス」
◆ 商品の基本を学べる「物販」
◆ 親子副業は法人設立が向いている
◆ 親子で事業目的を考える
◆ 親が公的な準備をする
◆ 守りの準備と攻めの準備をする
◆ 守りは、①業法を護る、②契約書を作る、③会計知識を身につける
◆ 攻めは、①セルフブランディングで差別化、②HPを開設する、③電子書籍を出版する、④商標登録をする、名刺を活用する
本書の後半では、「親子副業で利益を出し続ける仕組み」および「稼ぐ力で、豊かな未来を手に入れよう」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ SNSが成功の決め手
◆ 親子副業には、Twitter(X)がおすすめ
◆ 集客の第一歩は「ファンづくり」から
◆ 共感⇒信頼⇒応援のステップで
◆ 挑戦して継続する
◆ 親子副業から親のセカンドキャリアへ
◆ 将来の夢を親子でできること自体が幸せなこと
◆ 親子副業を日本中に広める
この本の締めくくりとして著者は、「なんとかやってこれたのは、世の中が大きなピンチの時に、あえてそれをチャンスに変える行動をとってきた結果なのかな」と述べています。
あなたも本書を読んで、親子副業でセカンドキャリアを築いていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3287日目】