「お金の常識・ルール・罠」など、学校でも会社でも教えてくれない、超大切なことを、世界一わかりやすく解説してくれる本があります。
本日紹介するのは、日本の女性ファイナンシャル・プランナー第1号で、女性FP協会(現WAFP)創設メンバーで、初代理事長の中村芳子さんが書いた、こちらの書籍です。
中村芳子『入社3年目までに知っておくと10倍差がつくお金の教科書』(王様文庫)
この本は、著者がプロのファイナンシャル・プランナーとして培ってきた知識や知恵を、万一の時のために子どもたちに残しておきたいと思って書いた書です。
したがって、裏に隠されたタイトルは、『社会人になるわが子へ-ファイナンシャル・プランナーの遺言』ということです。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.最高の人生のためにこれだけは知っておきたいお金の「基本原則」
2.「貯める」も「増やす」もすべてはここから、「稼ぐ力」は生きる力につながる
3.年収220万円、貯金ゼロからでも、貯金1億円は手の届く目標だ!
4.20代から投資を始めると数字・経済にすごく強くなる
5.働くのは食うためだけじゃない、夢をかなえて人生を楽しむため!実現しよう!
6.医療・出産・年金・税金・・・知ればぐっと得する、生活しやすくなる
7.借金、ローン、詐欺・・・知識武装していれば避けられること
8.頭のいい使い方ができれば、さらに豊かさ・成長・喜びが呼び込める
本書の前半で著者は、「お金との付き合いには、次の4つの側面がある」と紹介しています。
◆ 稼ぐ
◆ 使う
◆ 貯める
◆ 投資する
そして、どれが欠けても人生はうまくいかない、と説いています。
また、「お金のことは、損得だけで考えられない、決められない」として、若さ、時間、家族、環境、正義、愛、いろいろな角度から考える必要がある、と著者は言います。
さらに、上記の4つの中で、お金の基本は「稼ぐ」で、稼いだ中から使い、貯め、増やしていく、としています。「稼ぐ」がなければ始まらないのです。
本書の中盤から後半にかけては、仕事の選び方、貯金や各種支出の仕方、投資、そしてライフプランについても解説されていて参考になります。
とくに私が重要だと感じたのは、「働くのは食うためではなく、夢を叶えて人生を楽しむため」と提唱している点です。
そして、女性に対しても、「一生働く」と覚悟を決めよう、と呼び掛けていて、共感できます。
本書の最後のは、「生きたお金の使い方」として、賢くお金を使う知恵が披露されていて勉強になります。
あなたも本書を読んで、「学校でも会社でも教えてくれない、超大切なお金のこと」を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を